SMALL CLALON HOURS

三つ編みといぬとメイド

69食目「ありがとうと、よろしくね」

記念すべき69食目です。いえーい。
さて、このブログも開設から1年くらい経ったんでしょうか。
2020年春、再度移転します!
本拠地移転です!

 

シャロン「びくっ」
せんだがや「大丈夫だよシャロンちゃん!」
いちがや「どうしていちいち反応するんだろ」

 

完全アウェイであるはてなブログでの密かな抵抗運動も、
まああんまり建設的ではないということもあり、
素直にニュートラルな場所に移動することにしました。
その先は「note」です。
はやみんでもないしゴーンでもないです。
ブログサービスを提供している「note」です。
はてなブログよりもカスタマイズ性は大きく劣りますが、
そのぶん手軽で、スマートな感じになります。
サイトもたぶん軽くなるんじゃないでしょうか。
note公式さんは執筆者のことを「クリエイター」とか呼んでくるので、
すごく申し訳ない気持ちになりますけど、
(ふえーりのどこがクリエイターなのだろうか・・・)
まああんまり気にしないことにします。
う○ことかおし○ことかならだいたい毎日クリエイトしてますしね。
・・・久々にこんな最低な文章書いた気がします!

 

というわけで、深夜テンションで移動しちゃって平気かな、
ってちょっと思っちゃいますけど、
まあ、ここを閉じるわけでもないので、
とりあえずお試しな気分で、しばらくnoteで更新しますので、
ぜひそっちをたまに見てくれるとうれしいです。
いちがやさんもシャロンちゃんも健在! の予定です。うん。

 

はてなブログと読者のみなさん(みなさん?)に感謝!
note、これからよろしくね〜!

note.com

 

おわりだよ〜

68食目「靖國神社に初詣に行った帰り道 / 2020年1月13日」

f:id:clalon:20200416070714p:plainふえーり「(英霊のみなさん、今年も一年よろしくお願いいたします〜)」

シャロン「(今年も世界が平和でありますように。でないと食べられませんわ)」

いちがや「(仕事がもっと楽になってお給料が上がりますように)」

 

***

 

ふえーり「ここにも振袖姿の女の子たちがちらほらと・・・」

いちがや「成人式の帰りに靖國神社に寄るんだ」

シャロン「ただの神社でしょう?」

いちがや「まあ・・・、そうだけど」

ふえーり「はぁ、あんなにしっかりメイクしてかわいいってことは、素顔はすごくかわいいのでしょうね〜」

いちがや「そういうことしか考えてないんですか?」

ふえーり「でもほら、あそこの赤い着物の、あの子すごくかわいいのですよ〜」

いちがや「うーん、そうですか? そうでもないような」

シャロン「お化粧を落としたらただの薄味な顔ですわよ」

いちがや「うん、うん」

ふえーり「薄味の子かわいいじゃありませんか〜」

シャロン「なら、あなたの好きな顔って例えばだれですの?」

ふえーり「そうですね〜、シカさんとかfhánaのボーカルの人とか〜」

いちがや「濃いですよね・・・」

シャロン「濃いっていうよりも、変な顔の子が好きなんですのね?」

いちがや「変じゃないから」

ふえーり「変じゃないのですよ〜シャロン様〜」

いちがや「ふたりともきれいな人ではあるからね?」

ふえーり「そうですよ〜」

シャロン「顔の輪郭があれなのが好きなのかしらね」

いちがや「あれとか言わないの!」

 

***

 

f:id:clalon:20200416070809p:plainふえーり「去年はたくさん電車に乗って、いろんなところに行きましたね〜」

シャロン「そうですわね」

いちがや「出かけすぎだと思うんですけど」

シャロン「いいじゃありませんの。どこもだいたい楽しかったのですし」

ふえーり「ふたりの思い出に残っている場所はどこですか?」

シャロン「わたくしは、ハイキングをした回がよかったですわ」

ふえーり「えっと・・・、石垣山城とかですか?」

シャロン「ええ、気軽に行ける小さな山はいいですわね」

いちがや「シャロンはいつの間にそんなに山好きになったんだか・・・」

シャロン谷川岳もよかったですわ。またカレーライスを食べに行きたいですわ」

ふえーり「結局食べ物なのですね・・・」

いちがや「私も大室山は楽しかったな。不思議な景色だったし」

ふえーり「行ったときの気候もちょうどよかったですよね〜」

シャロン「いい風が吹いていましたわね」

ふえーり「今年はどこか行きたいところありますか?」

いちがや「・・・どこまでが範囲ですか?」

シャロン「わたくし、本場のTボーンステーキを食べてみたいのですけれど」

ふえーり「ふぇぇ、日本国内でお願いします〜!」

いちがや「私は景色のいいところに行ってみたいですね」

ふえーり「わぁ、具体的には言ってくれないのですね!」

シャロン「わたくしはおいしいものが食べられればそれでいいですわ」

ふえーり「やっぱり具体的には言ってくださらないのですね!」

シャロン「それなら・・・『さわやか』のハンバーグ、食べてみたいですわ」

ふえーり「シャロン様、遠慮してません? 静岡でいいのですか?」

シャロン「では、『がもううどん』に行ってみたいですわ」

ふえーり「静岡が一気に香川に・・・うぅ」

シャロン「・・・どこを言ったらちょうどいいんですの?」

いちがや「私、一面の雪景色を観に行ってみたいです」

ふえーり「いいですね〜。遠そうですけど・・・」

いちがや「真っ白な世界の中に佇んでみたいんですよね」

シャロン「・・・疲れてますの?」

ふえーり「ひとりになりたいのですか?」

いちがや「そういうわけじゃないですけど、たまにはぜんぜんちがう景色が見たくて」

ふえーり「・・・わかりました、行きましょう香川! 観に行きましょう雪景色!」

いちがや「無理しないでいいですって」

シャロン「そうですわ。3日間毎食うどんを食べるなんて、あなたにはできっこないですわよ?」

ふえーり「あ、そういうスケジュールなのですね?」

いちがや「むしろシャロンが真っ先に音を上げそうなんだけど」

 

***

 

おしゃべりしている間に市ケ谷駅に到着。

 

シャロン「地下鉄で帰りませんの?」

ふえーり「わたしはこれから中央線で御茶ノ水に行くのです」

いちがや「神田明神ですか」

シャロン「わたくしも行きたいですわ!」

ふえーり「ぜひ〜。しかもわたし、これが今年のJRの乗り初めなのですよ!」

いちがや「どうでもいいですね」

シャロン「どうでもいいですわ」

ふえーり「・・・乗り初め記念に立ち食いそばでも食べようかと思ったのですが」

シャロン「うっ、そういうのは、大事にしないといけませんわね!」

いちがや「シャロン・・・」

ふえーり「でもさっきどうでもいいって・・・」

シャロン「このわたくしがお祝い申し上げますわ! 乗り初めおめでとう」

ふえーり「ありがとうございます・・・? おめでとう、なのでしょうか?」

シャロン「さあさあ、早く食べましょう? お蕎麦がのびてしまいますわよ」

いちがや「強引だ」

ふえーり「まだお店に入ってもいないのですよ〜」

 

初詣、もうちょっとだけ続きます。

「映画館に行ったのもまとめ買いに走ったのも季節外れの雪が降ったのもすべて『乳酸菌を摂取しても花粉症は治らない』という事実を毎年のスロースタートで教えてくれる彼を手に入れるための布石だったのですわ」と満足げに語る金髪美少女に「『遊泳』の前奏って某地図描きゲームの序盤の階層に入ったときみたいな雰囲気ありますよね〜」と熱いコーヒーを啜りながら2メートルの距離をとりつつ返事をする昼下がりは実はとても貴重な時間であることを再確認したので未満都市から報告してみるドキドキビジュアル日常回!

2020年3月29日。

ああ、外気。寒い。

摂氏2度、雪。

そんな朝、帰路に就く。

路面にもうっすらと雪が積もり始めているようだが、

今ならまだ、自転車で進むには支障がない程度だろう。

でも、とりあえず早く帰ろう。寒いし。

職場を出る前に温かいコーヒーをつくって飲む。

おかげで身体は動く。

屈伸運動もする。レインコートがかさかさ言う。

 

f:id:clalon:20200416040403p:plain職場を出ると、庭の桜の花に雪がかかっている。

まったく一般的な言葉ではないが、

桜隠し(さくらがくし)と言うらしい。

新しいスマートフォンを雪に濡らしながら、

写真に収めた。

 

そんなことをしている間に、

すっかり温かいコーヒーの効果は消え去ってしまって、

お腹の底のほうから少しずつ寒さが侵食してきている気がする。

雪はより自信を持って降ってきている感じがする。

 

古い手回しのかき氷の機械から出てくるような大きな雪の粒。

立ち止まって眺めるぶんには、

白鼠色をした空からふわりふわりと降りてきて、

風情があっていい。

ただ、自転車を漕いでみると、

雪は急いだぶんだけのエネルギーを持って、

唯一レインコートから露出している顔面に容赦なく当たる。

ふええ、ってなる。

顔が収縮して中心のただ一点になってしまうんじゃないか、

と思うくらいに、きゅうううってなる。

・・・僕には寒さを表現する語彙力が欠如している。

 

そんな状態で10分、15分、ペダルを漕ぐ。

数百円払えば暖かな車内空間の中でぼんやりしながら、

なにも考えずに移動ができるというのに、

僕はどうしてこんなことをやっているんだろう。

顔が痛い。手の感覚が薄い。

昨日と今日、都内には外出自粛要請が出ている。

日曜日の朝にもかかわらず、

街を行く人も自転車も自動車も、

普段より格段にその数を減らしているけれど、

これでは自粛のせいか雪のせいかわからない。

寒すぎて泣きそうになりながら、

いつもなら大量の自動車が高速で行き交う大通りを写真に収める。

 

f:id:clalon:20200416040540p:plainそういえば僕の新しいスマートフォンに防水機能はない。

たしか、生活防水ですらなかったはず。

あかんやんか。微妙に濡れてしまったスマートフォンを、

レインコートのポケットにしまいこんで、急いで帰る。

 

鼻水ずるずるしながら家に帰って、

すぐさま温かいうどんを食べた。

とろろ昆布をたっぷりのせて食べた。 

 

f:id:clalon:20200416040648p:plain
***

 

ふえーり「さあというわけで、開封回なのです〜!」

シャロン「この最初の日記みたいなの要りますの? どうしましたの?」

ふえーり「いやその、『今日めっちゃ寒かってん』っていうのを記録したくてですね」

シャロン「はあ・・・? もしかしてこのブログ、迷走してますわね?」

ふえーり「そんなことないのですよ。新しい混沌を醸成しているだけなのです! ふっふっふ〜」

シャロン「ブログひとつまともに作れないなんて・・・いえ、前からわかっていたことですわね・・・」

ふえーり「ああっ、遠い目をしてらっしゃる!」

シャロン「まあいいですわ。今日はルビィちゃんに免じて許して差し上げますわ」

ふえーり「ルビィちゃん?」

シャロンセブンイレブンでクリアファイルを配っていましたから、もらってきてあげましたわよ」

 

f:id:clalon:20200416040804p:plainふえーり「わあ、キュートですね〜。ありがとうございますシャロン様!」

シャロン「このルビィちゃん、あなたならどんなところに注目しますの?」

ふえーり「う、うーん。そうですね・・・えっと、脇が見えるのを左手で防いで、おしりのところはサインでぼやかして・・・ルビィちゃんの売りはあくまで庇護欲をそそらせる小動物的なかわいらしさですから、あんまりセクシーな感じにならないように配慮されていると思うのです」

シャロン「あなたって本当にそういうところしか見ていませんのね」

ふえーり「ふええ、わりとまともに観察したのに〜!」

シャロン「ルビィちゃんはまじめでまっすぐな女の子ですのよ? そんな子をそんな目で」

ふえーり「ううっ、ごめんなさいやめてくださいまじごめんなさい〜!」

シャロン「やはり、中身は所詮『おじさん』ですわね」

ふえーり「・・・! ふふっ、金髪美少女におじさんって呼ばれるの、いいのです。謎の背徳感・・・ふふふ!」

 

シャロン、極度に冷めた目でふえーりを見る。

 

ふえーり「すみませんでしたぁ〜。それで、シャロン様はどこを見たのですか?」

シャロン「ふふん、わたくしは『前髪』に注目しましたわ」

ふえーり「前髪ですか〜。・・・前髪?」

シャロン「これはね、ライブで一生懸命歌って踊って、完璧なパフォーマンスを見せたルビィちゃんの、努力の結晶である汗が染みこんだ前髪の毛先が、くるんってなっている様子が見事に描写されていますのよ。愛おしいですわね」

ふえーり「・・・さすがシャロン様、いつの間にかそういうところの高みに上っていらっしゃったのですね」

シャロン「うみがわさんの髪の毛の匂い嗅いでみたいですわ」

ふえーり「うみがわさん引いちゃいますよ〜」

シャロン「実際にするわけがないでしょう。でも、後ろから抱きしめたら、自然と嗅げてしまうでしょうね。はぁ」

ふえーり「そういえば、シャロン様のほうが身長高いのでしたね〜」

シャロン「でも、うみがわさんからはなぜか年下扱いされますわ。なぜかわかりませんけれど」

ふえーり「なぜかって・・・シャロン様のほうが年下だからなのですよ」

シャロン「まあ、お姉さんぶるうみがわさんもかわいらしいですから、かまいませんわ。そうそう、このクリアファイルはわたくしが持って帰りますわね」

ふえーり「あ、そうなのですね。ホシカッタナー…」

シャロン「その代わり、あなた向けの子のクリアファイルをもらってきて差し上げましたわ」

 

f:id:clalon:20200416040940p:plainふえーり「千歌ちゃんですか〜。・・・うん、かわいいです。かわいいですけど」

シャロン「9人の中で、いちばんふとももをアピールしている子をもらってきてあげましたわよ? 『ふえーりさんは女の子のふとももにしか興味がない』っていちがやさんは言っていましたから、まちがいないでしょう?」

ふえーり「誤解ですよ〜」

シャロン「じゃあ要りませんの?」

ふえーり「いえ、いただきます。ほしいです。ちかっちのふともも超興味ある。ふんすふんす」

シャロン「やっぱりあなたって、きもちわるいですわね」

ふえーり「ふええ、じゃあどうしたらいいんですか〜!」

シャロン「千歌ちゃんかわいい、でいいのですわ」

ふえーり「千歌ちゃんかわいいのです〜」

シャロン「そう、それでいいのですわ。もう遅いですけれど」

ふえーり「うー! もうきもちわるくていいのですよ。ちかっちのふわふわもちもちふとももすりすりしたい! すりすり!」

シャロン「読者が減りますわよ」

ふえーり「もともといないようなものですからいいんですよ〜。・・・へっへっへ。ぐすん」

シャロン「この記事続くのですからまだ壊れないでくださいな」

ふえーり「はぁ、2次元って最っ高なのですよ・・・」

シャロン「そういえば、『SHIROBAKO』のトレーディング色紙を開けていませんわね」

ふえーり「ちゃんととってあるのです。どうぞどうぞ〜」

 

f:id:clalon:20200416041114p:plainシャロン「ぺりぺり・・・あっ、ああっ! 絵麻ちゃんですわ!」

ふえーり「おめでとうございます! でも、よくよく見ると絵麻ちゃんの私服って、あんまりかわいくないのですね」

シャロン「絵麻ちゃんは文学少女っぽい服装が似合いそうですわね」

ふえーり「文学少女っぽい服装とは・・・?」

シャロン「地味な色のワンピースの上にセーターとかカーディガンとか着るあれですわ。わからない?」

 

f:id:clalon:20200416041229p:plain

花丸ちゃん

ふえーり「こういう感じでしょうか?」

シャロン「これは中身が文学少女なだけですわね」

ふえーり「吊りスカートをはいた絵麻ちゃん可愛いと思うのですが」

シャロン「そうですわね。・・・言い換えますわ。絵麻ちゃんにはクラシカルな服装が似合うということですわ、きっと」

ふえーり「クラシカル・・・シャロン様、キャラで教えてほしいのです」

シャロン「やっぱりあなた、ただの『オタクのおじさん』ですわね」

ふえーり「うう〜。でも女の子の服は情報にキリがなくて、わからないのですよ〜!」

シャロン「それは・・・たしかにそうですわね。わたくしもいちがやさんに任せっきりですし」

 

***

 

ふえーり「さて、気を取り直して、メインイベントの野球日本代表チップスを開封しましょう〜」

シャロンセリーグ! まずはそこからですわよ!」

ふえーり「ですね〜。この前と同じようにやりますか?」

シャロン「ええ。あなたが開封、出題してわたくしが華麗に回答する。これね」

ふえーり「はい。ではまず1枚目です・・・えー、では1人目。1993年2月16日生まれ、大分県出身。179cm。75kg。右投左打。さあ、いかがでしょうか」

シャロン「ポジションは?」

ふえーり「ショートですね」

シャロン「・・・源田、かしらね?」

ふえーり「おお・・・正解です。ピンポンピンポン!

シャロン「はあ、またパですわ」

ふえーり「でも、正解早かったのです!」

シャロン「さすがにそのレベルの選手なら、このわたくしでもわかりますわ。それに、西武のことは悪く思っていませんもの」

ふえーり「何度か遊びに行ってますしね」

シャロン「ええ」

 

***

 

シャロン「次ですわ、次」

ふえーり「はい! では2人目を。1992年」

シャロン山田哲人!」

ふえーり「・・・!」

シャロン「き、来ましたの!?」

ふえーり「1992年、7月・・・」

シャロン「き、来ましたわ!? やりましたわー!」

ふえーり「1992年7月、13日生まれ、埼玉県出身。175cm。81kg。左投左打」

シャロン「・・・。あ、そう。ピッチャーですわね?」

ふえーり「そうなのです。・・・シャロン様、顔が真顔になっているのです」

シャロン「はあ。山田を引きたかったですわね。あーあ」

ふえーり「JX-ENEOSから2016年にドラフト9位でプロ入り」

シャロン「わたくしの山田・・・」

ふえーり「サイドスロー左腕で、独特なフォームから投げ込む直球・スライダー・ツーシームが武器の中継ぎ、だそうです」

シャロン「はあ、そうなんですの」

ふえーり「シャロン様、やる気出してくださいよ〜」

シャロン「正解は?」

ふえーり「・・・正解は、楽天の高梨雄平投手です」

シャロン「高梨も雄平も知っていますけれど、その選手は知りませんわ。しかもまたパリーグ・・・」

ふえーり「まだもう1袋ありますよ、シャロン様」

シャロン「・・・そうですわね」

 

***

 

ふえーり「3枚目に賭けましょう〜。それでは、えっと、とぉっ!?」

 

f:id:clalon:20200416041418p:plain

シャロン「どうしましたの?」

ふえーり「い、いえ、なんでもありませんよ! ではいきます!」

シャロン「せめてセリーグだといいですわね」

ふえーり「1992年」

シャロン「っ・・・、続けてかまいませんわよ?」

ふえーり「1992年7月」

シャロン「っっっ! やまっ・・・、いいえ、まだ、まだですわ! 早く読みなさい!」

ふえーり「はい! 1992年7月16日生まれ、兵庫・・・」

シャロン「やまだあああああ!」

ふえーり「・・・県出身。180cm、76kg、右投右打、2010年ドラフト1位でヤクルト入団!」

シャロン「やったあああああ!」

ふえーり「本当にシャロン様のことを陳列棚の一番前で待っていたのですよ〜!」

シャロン「ほんと? ああ、よかった、ほんとよかったー! ひゃあ、うれしい! カード見せて見せて!」

 

f:id:clalon:20200416041612p:plainふえーり「おめでとうございます、シャロン様」

シャロン「うん、はぁはぁ、ああ、山田、これは運命ね・・・!」

ふえーり「裏面の解説文、『みんな知ってるから細かいこと書かなくていいでしょ?』って感じの文章でかっこいいですね!」

シャロン「うん! 山田は全部かっこよくてかわいいわたしのスターなの! はぁ山田、すりすりすり」

ふえーり「はわわ、カードくしゃくしゃになっちゃいますよぅ!」

シャロン「うふふっ、はぁ、山田、ありがとう・・・ふえーりちゃんもありがとう!」

ふえーり「ど、どういたしまして〜。ちゃんづけ・・・」

 

***

 

f:id:clalon:20200416041743p:plainシャロン「ビクトリーですわ! ぱりっぱりっぱりっ」

ふえーり「これで野球日本代表チップスも食べ納めですね〜」

シャロン「なに言ってますの? 次は原樹理を引きたいですわ!」

ふえーり「あの、シャロン様ってもしかして、面食いなだけなのでは・・・」

シャロン「ち、ちがいますわ! 村上も好きですわよ!?」

ふえーり「そこで村上の名前を出しますか〜・・・ははは」

 

To be continued...?

たいくつそうにしているいぬを連れて白い粉を買いに行くある日のものがたり

2020年3月27日、金曜日。

 

***

 

シャロン「お花見したいですわ」

いちがや「だめだよ」

ふえーり「だめですよ〜」

シャロン「別に、宴会をするわけではないのですから、問題ないはずですわ。例えば、外堀沿いの桜を歩いて眺めるだけ、とか」

いちがや「誤解されるような行動はとらないの。ただでさえシャロンは目立つんだから」

シャロン「むう。もう、どこでもいいですから、とにかく出かけたいですわ!」

いちがや「不要不急の外出はだめって言ってるでしょ」

シャロン「わかってはいますけれど・・・」

ふえーり「シャロン様! そんなに退屈なのでしたら、いっしょにお買い物に行きましょう!」

シャロン「いいんですの!? わぁ、お買い物〜♪」

ふえーり「わたし、ちょっとまとめて買いたい物があるんですよね〜」

いちがや「ん? それって・・・」

 

***

  

f:id:clalon:20200415012445j:plain

ふえーり家ご近所のスーパーさん

いちがや「いやいやいや、だめですよスーパーは。スーパーでまとめ買いはダメ!」

ふえーり「大丈夫ですよ〜。・・・たぶん」

シャロン「お肉? お肉をまとめ買いしますの?」

ふえーり「ちがいますよ〜」

 

***

 

f:id:clalon:20200415012541j:plainふえーり「わ・・・ラーメンがない。カップラーメンも袋麺も・・・」

いちがや「すごい、本当に売り切れてるんですね」

シャロン「どうしてみんなラーメン買いますの? ラーメンが効きますの?」

ふえーり「わからないのです」

いちがや「きっと不安になるとインスタントラーメンが買いたくなるんだよ」

シャロン「ラーメンを食べると不安じゃなくなりますの?」

ふえーり「『食べると』というよりかはまだ『買うと』のほうだと思います〜」

いちがや「きっと災害時のスイッチ入っちゃってるんだよね・・・」

シャロン「はあ・・・? それで、あなたはラーメンを買いに来ましたの?」

ふえーり「そうじゃないのです」

 

***

 

f:id:clalon:20200415012624j:plainふえーり「お醤油も微妙に品薄になっている気が・・・」

いちがや「調味料か・・・買っておきたい気持ちになるのは理解できますけど・・・」

シャロン「品薄に見える棚がさらなる品薄を生みますわね」

いちがや「ふえーりさんはお醤油買うわけじゃ、ないですよね?」

ふえーり「ちがうのです。わたしが買うのは、クリープなのです」

シャロン「あなたいつも、あの白い粉を黒い水に入れて飲むと頭が冴えて集中できるんですって言っていますものね」

いちがや「あえて怪しい言いかたをしない!」

ふえーり「葛根湯をコーヒーで流し込むとなかなかガツっとクるのですよ〜!」

いちがや「本当に怪しいこと言わないでください!」

シャロン「クリープ、まとめ買いしますの?」

ふえーり「はい。おうち用と職場用で。ちょうどどちらもなくなりかけてるのです」

いちがや「クリープは普通に売ってますね」

 

***

 

ふえーり「お菓子コーナーはさすがに品切れ起こしていないのですね〜」

シャロン「あっ、ありましたわ! ふえーりさん、あれ買いましょう、ね?」

 

f:id:clalon:20200415012740j:plainいちがや「・・・野球日本代表チップス」

ふえーり「ハマっちゃったのですね〜」

いちがや「シャロンは微妙に勝負事が好きなんですよね」

シャロン「山田はどこにいるのかしら・・・ごそごそごそ」

いちがや「あーもう、棚の奥から出そうとしないで。前から取って」

シャロンサーチ行為禁止なんてどこにも書いてないですわ!?」

いちがや「シャロン、恥ずかしいからほんとやめなさいよ」

ふえーり「山田はきっと上位打線にいますよ〜。前から取りましょう!」

シャロン「た、たしかにそうですわ・・・! 山田が奥に隠れているはずがありませんわ。きっと一番前で、わたくしのことを待っているはずですわね!」

いちがや「うーん、こういう単純なところがいぬっぽいですよね」

ふえーり「そうですね〜」

 

***

 

f:id:clalon:20200415012827j:plainふえーり「なんだか、能天気な買い物になってしまったのです」

いちがや「まあ、いいんじゃないですか?」

シャロン「今度こそ山田を引きたいですわ! あ、これも開封せずにあなたのおうちでちゃんととっておいてくださらないかしら?」

いちがや「だからなんなのそれ」

ふえーり「今回も持って帰らないのですね・・・」

シャロン「大切な行事はわたくしの気が向いたときにできるように、とっておきたいのですわ」

いちがや「まあ好きにすればいいけど」

ふえーり「らじゃーなのです〜。またパ・パ・パだったりして〜♪」

シャロン「ちょっと! 不穏なことを言うのはやめなさい!」

いちがや「不穏とか・・・パのファンの人たちに怒られるよ」

 

***

 

2020年4月13日。

同じスーパーに買い物に行ったところ、

一部の商品を除いて品薄状態はほぼ解消されていましたので、

付け加えてお伝えします。

f:id:clalon:20200415012924j:plain

2020年4月14日時点の、同店舗のインスタントラーメンの棚

今後も冷静な購買行動を心がけたいですね!

あと、お買い物は空いている時間に、必要最低人数で行くのがベターですよ〜。

退屈だからお買い物行こう! は本当はよくないのです。

ストレス反応への対処はお散歩がおすすめです! 歩こう〜!

67食目「劇場版『SHIROBAKO』をぎりぎりのタイミングで観に行ったこと / 2020年3月24日」

SHIROBAKO』(しろばこ)とは・・・

2014年から2015年にかけて放送されたテレビアニメ。

その内容は、高校を卒業してアニメ制作の現場に制作進行として就職した主人公が、

作品づくりを通してあんなことやこんなことを経験し、成長する物語。

 

の、劇場版が2月末から公開されておりまして、

2020年3月24日、ついに観に行ったのですよ!

 

***

 

いちがや「この時期に映画館、行きます?」

シャロン「映画館が営業しているなら行っていいはずですわ」

ふえーり「そうなのですよそうなのですよ。やってるなら行くのですよ!」

いちがや「まあ、たしかにこの調子だと、どこかのタイミングで映画館がお休みになってもおかしくないですもんね」

ふえーり「ですよね〜、海外の雰囲気見てると・・・」

シャロン「わたくし、『SHIROBAKO』だと主人公のお友だちの、絵を描く子が好きですわ」

いちがや「そのアニメに出てくる人、だいたいみんな絵を描くんじゃないの?」

ふえーり「そんなことないのです。いろんなお仕事の人がいるのですよ。シャロン様のお気に入りは絵麻ちゃん(安原絵麻、CV:佳村はるか)なのですね」

シャロン小笠原もいいですわね」

ふえーり「ああ、小笠原さん(小笠原綸子、CV:茅野愛衣)いいですよね〜! わかってますね〜」

いちがや「小笠原さんっていうのは、なにをする人なの?」

シャロン「左投げ左打ち」

いちがや「ん?」

ふえーり「絵を描く人です」

いちがや「その人も絵を描く人なんじゃないですか・・・」

シャロン「あのころはまだ小笠原も現役でしたわね」

ふえーり「そうでしたね〜」

いちがや「ん? 巨人の小笠原?」

シャロン「はぁ・・・巨人ではありませんわ! 中日の小笠原の話ですわ!」

いちがや「ああ、たしかに中日に小笠原って選手いるよね」

シャロン「そっちじゃありませんわ!」

いちがや「ええっと・・・?」

ふえーり「ややこしいのでこの話やめましょう〜!」

 

***

 

訪れたのはシアタス調布。

京王線調布駅の地下化に伴って、

空いた地上のスペースにできた商業施設内のイオンシネマ

館内の自動券売機でチケットを買おうとするも、

なんと、座席表が市松文様。

空席と販売済の席が互い違いに表示されている。

画面を見つめながら、

「はて・・・」といちがやさんと考えこむふえーり。

その横からぴょこっと覗きこんだシャロン様が、

「クッキーみたいですわね。金太郎飴みたいに作るの」

とか関係ないことを言う。

いちがやさんが「ああ」と声をあげる。

「これきっと、感染対策ですよ。隣り合わないようにしてあるんですよ」

「それならここに書いてありますわ」

シャロン様が張り紙を見つけて指差す。

カップルでも隣り合うのは厳禁ですか・・・カップルで映画館来る意味なくなっちゃってるのですよ」

わたしがそう言うと、シャロン様が首を傾げる。

「そうかしら・・・隣同士でも上映中はもともと会話もできませんしなにも問題ないのではなくて?しいて言うなら、大きいサイズのポップコーンをシェアしづらいということくらいだと思いますわ」

純粋なシャロン様がそう言うので、わたしはにやりとして言った。

シャロン様、お言葉ですが、カップルがとなりに座るのにはちゃんと理由があるのですよ。今日は待ちに待ったデートの日。劇場内は暗闇。お客さんもまばら。音楽や効果音は大音量。そんな環境ではほとんど密室のようなものなのです。カップルで観る映画ですからちょっとラブラブなシーンだってあります。どきどきが止まらないふたりは暗闇の中、かすかに見えるお互いの身体に手を伸ばして・・・えふっ、っ! いっ〜!」

いちがやさんがわたしの脇腹にエルボーを食らわせてきた。

「ふえんふえん! どうしていきなりエルボーなんですかぁ!」

シャロン、早く席取っちゃおう」

あうあう〜とうめくわたしを無視して画面を操作するいちがやさん。

いつの間にかわたしのがまぐちから抜き取ったクレジットカードを、

自動券売機に挿入して暗証番号まで入力するシャロン様。

このふたり、恐ろしいのですよぅ・・・。

 

***

 

劇場内に入るとまだ明るく、予告編の最中。

わたしたちの席は中央から少し右前方。

ちょうど後ろの席ではカップルが仲睦まじく座っていて、

思わずわたしは心の中でリア充爆h・・・

ん?

カップルが仲睦まじく座っている』だとぅ!?

隣り合ってるじゃん。

わたしの席の真後ろの席に座った女の子が、

本来発売されているはずの席からひとつずれて座って、

となりの男の子の肩にもたれかかってるじゃん!

いやいや、だめでしょそれー!

濃厚接触だよ! 家ではやってもいいけどここではだめだよ!

いちがやさんもなにか言いたげな顔を隠せず。

シャロン様だけがわたしたちの一列前の席に着いて、

後ろの様子にはまったく目もくれずなぜか眠り始めた。眠るんかい。

むむむ、これはどうしたら・・・

劇場内がうす暗くなって、予告編が後半に入っても、

後ろのカップルは一向に離れる気配がない。困ったなあ。

しかたないので、映画泥棒が出てきたところで、

いちがやさんと目配せをして、ともに外側にスライド。

もう君らは思う存分いちゃいちゃするがよろし。

ここはわたしたちが大人になるしかないようだ。

やがてガルパンで見慣れた配給元のショウゲートのロゴがスクリーンに。

いよいよ本編。というところで、後ろの席でもぞもぞという音。

女の子が本来予約してある席に戻ったのだった。

・・・おい。ええ加減にせえよ。

ああ、心の中の治安が悪化する!

またわたしの後ろの席に女の子が座っている。

これで予約どおりの席に座っていないのはわたしたちだけなのだ。

しかたないのでわたしはまた元の席に戻った。

いちがやさんは面倒くさそうな目でこっちを見るだけ。

ううっ。女の子ってなに考えてるかわかりません。

 

テレビシリーズから5年くらい経った後の武蔵野アニメーション

新たにオリジナルアニメーションの制作元請となるが、

制作が進む中、大人の事情で急遽制作中止となってしまう。

先行していた作業が無駄になり、会社は苦境に立たされる。

社長は引責辞任することになり、スタッフのほとんどを放出することになった。

今では他会社の制作するアニメの制作協力を細々と担当する、

かつての武蔵野アニメーションに逆戻りしてしまった。

そんな中、制作進行を務める宮森あおい(CV:木村珠莉)の元に、

他の制作会社でお蔵入りになった企画を引き継ぎ、

映画化しないか、という話が舞い込んでくる。

自信を喪失していた宮森だったが、意を決してプロデューサーとなる。

製作会社の宮井楓(CV:佐倉綾音)とも意気投合した宮森は、

限られた時間を意識しつつ、かつての仲間たちを集め始めるのだった・・・。

 

という内容の映画で、

途中でミュージカルっぽい演出があったり、

いかにも監督お手製という雰囲気の歌が流れてみたり、

セリフとセリフの間(ま)がすごく詰まっていたり、

水島努監督作品だー! って感じ。

fhánaが担当するエンディングテーマもよかった。

胸の熱くなる映画だった〜!

 

しかし、フリーランスのアニメーターの女の子って、

2人でルームシェアしてようやく、

「お風呂とトイレを別にでき」るくらいの暮らしなんだ。

・・・涙ぐましい。でもこれがリアルなのですよ。そうなのですよ。

 

ちなみに、わたしの斜め後ろに座っていた、件の女の子は、

映画の途中で「宮森ぃ・・・」ってつぶやいたり、

上映終了後ものすごく泣いていたり、

なんか、すごかったっす。

でも、アニメの主人公にそんなに感情移入できるなら、

前の席に座っている他の客の気持ちも少しだけ考えてほしいな。

 

***

 

f:id:clalon:20200412085548j:plain

劇場内の展示

f:id:clalon:20200412085552j:plain

絵麻ちゃんの衣装設定画


帰りは映画館の通路にある展示を見て、シャロン様も満足そう。

どうやら映画の本編中はちゃんと起きていたらしい。

絵麻ちゃん絵麻ちゃん(はぁと)ってなってる。

その背後で、

「こんなにヒロインたちが揃いも揃って2、30代のアニメも珍しいよね」

といちがやさんが冷めた顔で言う。言わないで。

売店シャロン様が「これほしいですわ!」とうきうき笑顔。

SHIROBAKO』のトレーディング色紙。1枚だけなのですよ?

うんうん! と某元気っ子みたいな素直さ。

目に見えないしっぽをふりふりしてるのがわかる。

むむむ、天真爛漫モード、さすがにかわいいのです。

アニメグッズはあんまり買わないようになってきたけれど、

不幸にもこの時期に公開となってしまった作品を支援したい気持ちもあって、

ちょこちょこと買うことに。

特に、交通系ICカードに貼るシールは、

なにかしらのアニメ作品とコラボしたものがほしかったのでちょうどよかった。

矢野さん(矢野エリカ。CV:山岡ゆり)かわいい。

山岡ゆりさんの演技、サバサバしているキャラにも関わらず、

なぜかきゅんきゅんさせられる感じで、最高です。

 

***

 

空いた電車でそそくさと帰路につく。

途中の駅で降りるわたしに、

「その色紙、開封しないであなたの家に置いておいてくださいな」

と言うシャロン様。持って帰ればいいのに。

でもなにかこだわりがあるのかな、と思って言うとおりにする。

 

おうちでひとりになって寂しくなったので、

マックでモバイルオーダーを駆使してハンバーガーを買ってきて、

ガルパン』のアンツィオ戦を観る。

SHIROBAKO』のテレビシリーズは、

ガルパンを作ったときのアクタスがモデルになっているので、

SHIROBAKOガルパンの流れは感慨深い。

アニメとは、画面の一瞬一瞬が職人たちの手作りなのだ。

ありがたいなあと思いながら、最後まで観た。

 

 

***

 

この数日後、都内の映画館は営業を自粛することになった。

ぎりぎりで観られて、個人的にはよかった。

アニメ業界に大きな被害が出ないことを願っています。

地震、台風、疫病と来たら、あとは飢饉か一揆くらいですかね。ははは、だねえ。とぐうたら美少女カウチポテト大名“関東管領”上杉憲政ちゃん(超無能)とスマホという名の密閉空間で楽しくおしゃべりする毎日も、ぼかぁ悪くないと思ったんだなぁ。つまりは新年度もどうぞよろしくね。あ、『デジアド:』放送開始、おめでとうございます!

令和2年4月3日、午前0時54分。

これを書いている、今。

 

僕はあんまり、前のことも、先のことも考えず、

わりとど近眼な感じで生きている。

でも最近は否が応でも、「今」なんだな、と思う。

過去があって、今があって、未来がある、と思う。

刻一刻と事態は変化している。

普通に怖い。怖いなあ。

怖いけれど、やれることは少ないし、

日々を生きなければいけないのはしかたのないところなので、

だから余計に、みんな怖がってしまう。

これはよし、これはだめ、これはよし、って、

せっせと頭を切り替えながら、その都度その都度判断しつつ、

でも、いきなりある日突然、

その判断基準が真っ逆さまに変わったりもするから、わりと大変。

なおかつ、情報過多にならないように、メディアから離れて、

ひたすらぼーっと花陽ちゃんの画像を観たりする時間も必要。

はぁ、花陽ちゃぁん。

パソコンで言ったらずっとファン回ってる状態になりがち。

・・・ファンの回るパソコンももうだいぶ、少ないけれど。

 

公共施設の出入り口にあるアルコールスプレーを、

しゅっしゅしゅっしゅとしている小さな子を見て、思ったこと。

小学生になるかならないかの子どもたちは、

今この状況をどう見て、どう感じているんだろうか。

そして、成長していく過程で、

この時期のことがどう影響するんだろうか。

ふと、そんなことを思った。

 

自分のそのころというのは、

なんと言っても2つの大きな出来事があって、

ひとつは阪神・淡路大震災で、

もうひとつは地下鉄サリン事件

未だにどっちも微妙にトラウマで、

明け方に地震で起こされたらもうそこから眠れないし、

地下鉄に乗っているときに霞ケ関駅のアナウンスを聞くと、

早く発車しないかな、と思っている自分に気がついて、

そこでまたどきっとしてしまう。

 

僕の場合はそんな些細な感じだけれど、

世代によってはモンスター級のなんらかの衝撃を受け、

その子の人生を大いに左右することもあるだろう。

今回のこれが、そうならないといいな。

なんか小さい頃、学校お休み長いときあったよね。

ずっとマスクしてて、たくさん手洗いしたよね。

それくらいの記憶で留まるくらいのことで、

済めばいいなと思っている。

それに、地震でも台風でも、今回の感染症でもそうだけれど、

二次被害は小さくしようと思えば小さくできるものである。

そこをがんばれば、一時的な事象で済む。

それについては為政者の想像力と判断の的確さとタイミング。

市民の正しい情報収集と危機意識と連帯。

「重大局面」とは、いろんな意味で本当にその通りだ。

人として、この瞬間、今を生きる人々すべてが、

あらゆる方角から、試され、観察されている。

 

若者に危機意識が薄い、と言われる。

僕もまだ若者なんですかね、えへ。

なんて喜んでいる場合じゃなかった。

もちろん、当初の報道、専門家のコメントについては、

もう少し考慮する必要はあったかもしれない。

でも、根本的に危機意識が薄いのはしかたがないことだと思う。

だって彼らは(と他人事みたいな言いかたになってしまうけれど)、

世間が未曾有の事態に陥っていても、

あふれんばかりに流れてくる情報を聞き流しながら、

淡々と日常を過ごす癖がついている。

そうでもしなければ、ストレスで潰されてしまうのだ。

とてもか弱く、敏感であったのが、たくましく成長したのである。

それくらい、ここ10年くらい、いろんなことがあった。

退屈で平凡な日常の、貴重なこと。

 

***

 

でも、本当によかった。

うぃにゃんの車の助手席に座っているときに、

コーヒーを咳き込みながら吹き出してしまったときは、

あれ? これって・・・

と自分でも不安になったのだ。

あれが2月下旬のこと。

でも、結局は、うぃ家にもふえ家にもなにも起こらなかった。

さすがに未だ潜伏期間であるということはないだろう。

ただ単に、ふえーりが飲み物を吹き出しがちである、

ということだった。

実際、年に何回か、突拍子もなく吹き出している。

なーんだ、じゃあ大丈夫じゃん。よかったよかった。

・・・いや、だめだろ、それ。なんの症状なの。おじいちゃんかよ。

車、汚してごめんね。

 

昨日は、僕の職場に「それっぽい」人が2人も来た。

「それっぽい」というのは、僕の職場では検査をしないので、

実際に「それ」かどうかわからないからである。

まあこれだけ「差し迫っている」とか「瀬戸際」とか「ぎりぎり」とか、

そんな言葉を使われるだけあって、たしかにそうだな、と感じる。

僕の職場で働く専門職たちも人間である。生きのびたい。

今はとにかくみんな、知性と理性を保ち、

他者のことを考え行動してほしいと思う。

 

そんな職場で働きつつ、

こんなふうにパソコンでのんきに文章を打っている。

国の指針を無視して「もしかして」な人はのこのことやってくる。

熱出たら4日は家で様子見てやって国が言うてるやん。

呼吸器症状が出たら相談機関に電話してやって国が言うてるやん。

なんで直接来てんねん・・・。

そう心の中でコテコテな関西弁でツッコミを入れつつ、

しかし、僕の職場的には来てしまったものは受け入れるしかない。

来るものは拒まず、という大原則を崩す段階にはない。

そうは言っても、基本的にはとてもひまである。

ひまに、なったのだ。

みんな、やろうと思えばできるじゃないですか、と思う。

健康であろうと思えば自力で健康でいられるのだ。

そのおかげで、こうやってパソコンで文章を書く時間がある。

自前のMacBookちゃんのキーボード部分にラップをかけて。

キーボードを打つたびに、

しゅわんかさかさかさしゅわんしゅわんかさしゅわんかさかさ

みたいな音がしてうっとうしいことこの上ないが、

まあ、衛生面ではいいかな。ラップを捨てればいいだけだしね。

家でラップをかけてきて、職場に持ってきて使い、帰り際にラップを捨てる。

ただでさえ脆弱なバタフライキーボードに、

アルコール消毒という新たな負荷をかけたくない。

 

それとは関係ないけど、optionキーが押せないことに最近気がついた。

定期的に掃除機できれいにしているのだけれど。

と、菅野に言ったら、

「そこは買ってから半年くらいで押せなくなってたよ。ふえーりのせいじゃない」

と、笑顔で優しく言われた。そっかあ。もともとかあ。うふふ。

じゃないだろ。その時点ではまだ保証期間内だろ。

そう言ったら、

「だってさ〜、optionキーとか使わないじゃん?」

だって。

ええ、そうですね、使わないですね。

だから僕も今ごろ気づいたんですよ。うんうん。

ふえ家の人々はみんなこういう感じで生きてます。

うらやましいだろ。な?

 

ちなみにoptionキーはshiftキーと同時に押すことで、

通常、音量やディスプレイの明るさを16段階で調整するところを、

その4倍、64段階の細かさで調整することができるようになります。

・・・うん、使わない。使わないわぁ。

(もちろんほかにもoptionキーの使いどころはあるらしいですが、

ふえーりには全く無縁の機能ばかりなので省略します)

 

閑話休題

まあ、そんなわけで、都知事が言ってるぎりぎりというのは、

本当にぎりぎりなので、まあみんな、ここは耐えるしかない。

ほどほどにがんばり、適度に休み、Amazonプライムビデオでも観て、

なんとなく過ごしていくほかない。

職場から家に帰る途中で渡る京王線の踏切。

未だ、朝や夜のラッシュ帯は、車内が混雑している様子が窺える。

みんな、嫌だなあと思いつつ、しかたなく乗っているのだ。

みんな、いろんなものを犠牲にして、生活を送っている。

大変だ。めんどうくさいね。本当に、お疲れさま。

 

***

 

おまけ。

 

目薬。の、差しかた。

僕は自分で目薬が差せなくて、正直なことを言うと、

去年まで、花粉症シーズンになると目薬は買うものの、

差しかたは「数撃ちゃ当たる」方式で、

まあなんとなく想像できると思うので説明しないけれど、

非常に非効率的な感じだった。

 

しかし、最近とある花粉症の美少女声優さんのフォトブックを眺めていて、そこに

「目薬の先端に焦点が合わないくらい近づけて差すとうまく差せる」

旨の文章が書かれているのを見て、なるほどそうなのか、となったのだった。

 

実際やってみると、差せる、差せるぞ。

目薬を差すのにこれまで両目で3分くらいかかっていたのが、

20秒くらいで済むようになった。

す、すっごーい。思わず某フレンズ風感嘆が漏れるほどの感動。

今までの僕は、セルフ二階から目薬だったわけですなあ。

画期的すぎて、指した瞬間思わず涙があふれた(目薬)。

 

うん、みんなこれやってたんだよね。うん。

でもさでもさ、目薬の差しかたなんて学校で教えてくんないじゃん?(ゆとり)

30代になってもまだまだ学びはあるのですね。

という感じできれいに締めとこ。るんるんるん。春だよ〜。

66食目「永遠に終わらないようになっている神経衰弱を遊ぶ子どもを優しく見守る保護者のような / 2020年2月」

唎酒の後は同じぽんしゅ館の中にある『糀らって』というカフェで、

少し休憩することにしました。

わたしがレジで注文している間に、

シャロン様がいちがやさんを席まで運んでくれました。

シャロン様はいちがやさんのことになると、

途端に機敏に動いてくれるようになるのです。

 

シャロン「まっはふ、あなはのへいえあわあはひくなっえひまいまひはわ!」

いちがや「なに言ってるかわかんないけど、別に私のせいじゃないんだからね?」

ふえーり「唎酒コーナーを出たらすぐいつものいちがやさんに戻ってよかったのです。でも、こんな感じだと、料理するときお酒使えなさそうなのです」

いちがや「普段は息止めて、使ったらすぐ蓋して、手についたらすぐ洗ってって感じでやってるんですけどね」

ふえーり「劇薬みたいな扱いなのです」

いちがや「シャロンはソフトクリーム頼んだの?」

シャロン「糀ソフトクリームの日本酒リキュールがけですわ」

いちがや「・・・とりあえずシャロンから離れた席に座っていいかな?」

ふえーり「対角線に座ります?」

 

いちがやさんはゆらゆらと立ち上がって、わたしのとなりに移動。

シャロン様は心配そうにそれを見守ります。

 

シャロン「こんなことでは野球場にも行けませんわ」

ふえーり「たしかに、となりでビールとか飲まれたら大変そうなのです。となりでビール飲んでるサラリーマンとかにキスしちゃったら・・・」

いちがや「そんなことにはならないですよ! 変な妄想しないでください!」

シャロン「でも起こりうる話ですわ」

いちがや「ビールの香りで酔ったことはないと思うけどなあ」

シャロン「アルコール度数の関係かしらね?」

ふえーり「香りとアルコール度数って関係あるのでしょうか?」

いちがや「甘酒も日本酒由来だし、日本酒との相性が悪いのかも」

シャロン「いちごのお酒がかかったソフトクリーム、こんなにおいしいのに・・・あなたは味わえませんのね」

いちがや「別に普通のソフトクリームでいいもん」

ふえーり「いちがやさんには雪室コーヒーを注文したのですが、お味はいかがですか?」

いちがや「普通においしいですけど。ふえーりさんのそれ、あんまり進んでないみたいですけど、どうですか?」

ふえーり「糀ラテ抹茶味の冷たいの、店員さんのおすすめだったのですが、えっと、特においしくはないのです」

いちがや「おいしくないんですね・・・」

ふえーり「スタバみたいにぐいぐいおすすめを提案してくれるかと思いきや、『全てあまざけがベースで、あまざけ単体でも提供しておりまして今の時期は好評ですね。あまざけに牛乳を加えたラテにはいろんな味があって、そこはお客さんの好みですね』って言われて。ぜんぜんおすすめしてくれなかったのです」

いちがや「コミュニケーションをやんわりと拒否されてますね」

シャロン「素直にそのままあまざけを注文すればよかったのですわ」

ふえーり「特にどの味がおすすめか、とさらに訊いてみたのですが、メニューを順に説明されただけだったのです」

いちがや「ぜんぜん抹茶味をおすすめされてないと思うんですけど」

ふえーり「そこでいちがやさんをソファに座らせたシャロン様が戻ってきて、横から『抹茶味がいいですわ! ダイヤちゃんならきっと抹茶味にしますわ!』って言うので」

いちがや「結局シャロンのおすすめなの?」

シャロン「いいえ、ダイヤちゃんのおすすめですわ」

ふえーり「店員さんに『抹茶味はおすすめですか?』って聞いたら、『おすすめです』って返ってきたのです。ゆえに、抹茶味は店員さんのおすすめなのです」

いちがや「なんでもおすすめなんですよ・・・」

ふえーり「やっと決まってほっとしてたら、『温かいのと冷たいの、どちらにされますか』って聞かれて、とっさに冷たいのを頼んだのですが、そのとき一瞬、間があった気がするのですよ」

シャロン「きっとおすすめは温かいのだったのですわ。あのときもう一度『おすすめは?』と聞くべきだったのですわ」

いちがや「いや、温かいか冷たいかはおすすめされないんじゃない? それこそ飲む人の体調とかにもよるんだし」

ふえーり「というわけで、もろもろしてる粉っぽい緑色をした冷たい牛乳を氷でかさ増しされて飲むはめになったのです」

いちがや「感想がひどい・・・」

シャロン「あまざけと抹茶の味はどこに行きましたの?」

ふえーり「牛乳の包容力に完全に取り込まれてしまっているのです。もろもろもろ、ごくん・・・うーん、牛乳!」

シャロン「牛乳は強いですわね」

 

***

 

ふえーり「いつか、ここの酒風呂にも入ってみたいのです」

いちがや「酒風呂って、湯船にお酒入ってるんですか?」

ふえーり「そうなのです」

いちがや「つくづく私は楽しめないところだなあ」

シャロン「ねえ、ふたりとも。わたくし、気になっているのですけれど」

いちがや「どうしたの?」

ふえーり「もろもろもろ」

シャロン「いつの間にかこのカフェ、わたくしたちしかお客さんがいませんわ」

 

f:id:clalon:20200225112850j:plainふえーり「ほんとですね〜、さっきまでけっこう賑わっていたのですが」

いちがや「電車の時間に合わせて出て行ったんでしょ?」

ふえーり「たしか、11時30分発の東京行きがあったのですよ」

シャロン「それならいいのですけれど・・・」

いちがや「あー、シャロンが心配していることはわかるけど、たぶん関係ないから」

ふえーり「あんまり気にせず行きましょう!」

シャロン「気にせず、と言うわりにはあなた、テーブルをウェットティッシュで丹念に拭いていましたわ」

ふえーり「・・・そういうの拾わないでいいのですよ〜。そういうところも含めて、お気になさらず!」

いちがや「職業病なんじゃない?」

シャロン「なるほど、そういうことですのね」

ふえーり「えへへ、すみません〜」

 

***

 

いちがや「あと20分くらいで電車出ますね」

ふえーり「そろそろ行きましょうか〜」

シャロン「駅弁買いたいですわ!」

いちがや「そっか、そろそろお昼だよね」

ふえーり「ふふふ〜、駅弁もいいですけど〜、『あれ』食べたくないですか?」

シャロン「『あれ』ですの!? 食べたいですわ!」

ふえーり「そうなのです。ここまで来たら、『あれ』食べないとだめなのですよ!」

シャロン「『あれ』食べたい! 食べますわ!」

いちがや「『あれ』っていうのは、ふたりのなかでちゃんと合ってるんだよね?」

シャロン「お肉でしょう?」

ふえーり「ちがうのです」

シャロン「えっ・・・」

いちがや「ほら」

 

しゅん、ってなるシャロン様。

 

ふえーり「落ち込まないでください! おいしいですから!」

シャロン「お肉よりおいしいものなんてありませんわ」

いちがや「そんなことないでしょ」

ふえーり「魚沼産コシヒカリを食べましょう!」

シャロン「魚沼産コシヒカリとお肉を食べられますの!?」

ふえーり「魚沼産コシヒカリです!」

シャロン「と、お肉!?」

ふえーり「お、お肉はつきません、よ?」

 

また、しゅん、ってなるシャロン様。

 

シャロン「おにく・・・」

いちがや「『あれ』とか誤解させるようなことを言うからですよ」

ふえーり「わたしのせい・・・?」

シャロン「おにく、たべたい、ですわ」

 

シャロン様のおにくたべたいモードのスイッチを、

不用意にONしてしまったふえーり!

旅行の行く末に暗雲がたちこめます!

次回、シャロン様をまさかの空腹大ピンチが襲う!?