SMALL CLALON HOURS

とってもへいわなしゃろんちゃんと、とってもへいわなふえーりと、なんでもないいちがやさんのブログだよ~

56食目「常磐線(天王台→水戸) / Oct.」

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シャロン「早く開けてくださいな」
いちがや「自分で開けられるでしょ」
ふえーり「でも、よく考えたら電車の中でケーキ食べる人ってあんまりいないのです」
いちがや「ケーキ食べるためにグリーン車乗る人もいないと思います」
シャロン「開きましたわ、くんくんくん」
いちがや「箱に顔つっこまない!」

 

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シャロン「いただきますわ!・・・なんですの? あなたたち、食べたいんですの?」
いちがや「いや、別にいいけどね」
ふえーり「わたしはシャロン様がおいしそうに召し上がっているのを眺められるだけで満足なのです~」
シャロン「これ、ひとくち食べさせてあげますわ。はい、あーん」
いちがや「えっ、あっあーん・・・もぐっもぐっ、シャロン、ひとくちサイズが大きいよ」
シャロン「そうでしょう。もうひとくちどうかしら?」
いちがや「いや、また大きいから・・・。あのね、ひとくちが大きいっていうのは、褒めてるわけじゃないからね?」
シャロン「そうなんですの?」
いちがや「もぐっもぐっ、うん、おいしい。すごく甘いけど、おいしいモンブランだね」
シャロン「さすがわたくしのお店ですわね!」
いちがや「いや、ちがうからね?」
シャロン「ふふん、それならこっちの茶色いのは? はい、あーん」
いちがや「あーん・・・もぐっもぐっもぐっ・・・ん? んんん? けほっけほっ」
シャロン「大丈夫ですの?」
ふえーり「お水飲みますか?」
いちがや「・・・ううっ、シャロン・・・。シャロンはどうして、私を置いて・・・」
シャロン「どうしましたの? 急にわたくしによりかかって・・・」
いちがや「シャロン・・・、シャロンはずるいよ・・・私がいるのにあっちこっちでちやほやされてぇ・・・ううっ、うえーん」
シャロン「!?!? いきなり泣いて? なんなんですの! こ、これは一体・・・?」
ふえーり「これは・・・お酒に酔ってるときのいちがやさんなのですよ!?」
シャロン「もしかしてこのケーキ・・・もぐ・・・、これ、サバラン*1ですわ!」
ふえーり「あ、たしかにサバラン買ったのです・・・」
いちがや「あっ、それねえ、うんうん、ちょーおいしかったよ、シャロン。えへへ、じゅわっとしてて、ふわぁってなってぇ・・・」
シャロン「わたくしも見た目で気づくべきでしたわね」
ふえーり「ごめんなさいなのです」
いちがや「ううっシャロン、寂しいよぅ。ねえキスして。シャロンって私のこと、好きでしょ・・・?」
シャロン「ま、待ちなさい・・・どうしたらいいのかしら? 酔いを覚ます魔法は習得していませんし・・・ちょっといちがやさん、肩をつかまないで」
ふえーり「いちがやさん、とりあえず、お水、お水飲んでください!」
いちがや「うるさいっ、男はひっこんでて。私とシャロンの関係にぃ、男はいらないの!」
ふえーり「百合に男は不要・・・たしかに」
シャロン「感心している場合ではありませんわ。早くなんとかしませんと・・・顔が近いですわ!」
ふえーり「はっ、そうなのです! いちがやさん、そう言わずにお水飲んでください~」
いちがや「えへへ、ねえシャロン、私といっしょにぃ・・・はあ、はあ」
シャロン「この人、わたくしの食欲のことを言える立場ではありませんわね」
ふえーり「いちがやさん、イメージが壊れる前にお水を~」
シャロン「それについてはもう遅い気がしますわ」
いちがや「ふふっ、うっ、ううっ、シャロン、私を置いてかないで・・・くぅ、くぅ」
ふえーり「寝ちゃったのです」
シャロン「ここまでお酒に弱いとは、まったく困ったものですわね」
ふえーり「冗談でも飲ませられないのです」
シャロン「それに、くだらない不安ばっかり口にして・・・、わたくしが離れるわけがありませんのに」
ふえーり「・・・シャロン様、それ、いちがやさんが起きているときに言ってさしあげれば」
シャロン「い、言えるわけないでしょう、恥ずかしいですわ」
ふえーり「ですよね!(にこにこ)」
シャロン「どうしてそんなに笑顔なんですの?」
ふえーり「なんでもないのですよ、ふふー」
シャロン「まったく・・・とりあえずふえーりさんはいちがやさんを楽な姿勢にしてあげてくださいな。わたくしはこのケーキを片づけますわ」
ふえーり「はい、ってシャロン様・・・」
シャロン「なんでふの? もっぐもっぐ」
ふえーり「片づけるって・・・いや、なんでもないのです」
シャロン「? 捨てふのあ、もっふぁいないえひょう?」
ふえーり「それはそうですが・・・」
シャロン「んっ、ところで、あとどれくらいで水戸に着きますの?」
ふえーり「1時間ちょっと、でしょうか」
シャロン「その間に自力で目を覚ますといいですわね」
ふえーり「自力?」
シャロン「一応、魔法で起こすこともできますのよ? 雷撃系の魔法は得意ですし」
ふえーり「!? い、いちがやさん! 起きてください~!」
いちがや「くぅくぅ、シャロン・・・すきだよぉ・・・むにゃむにゃ」

*1:ブリオッシュにラム酒などの洋酒を含むシロップを染み込ませ、クリームや果物などを盛りつけたフランスの菓子

55食目「シャロン洋菓子店(千葉県我孫子市) / Oct.」

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シャロン「わたくしのお店ですわ!?」
いちがや「ちがうから」
シャロン「こんなところにわたくしのお店があること、よく調べられましたわね」
ふえーり「へへーん、どうですか、わたしのリサーチ力!」
いちがや「グーグルマップって便利ですよね」
ふえーり「ええ・・・、そう、すごく便利なのです、グーグルマップ!」
シャロン「お店に入ってみるしかありませんわね。どうしてわたくしの名前を使っているのか、店主に聞いてみたいですわ」
いちがや「別にシャロンの名前を使ってるわけじゃないと思うよ?」
シャロン「え・・・???」
いちがや「『シャロンという名前の人は世界中にわたくししかいないのではなくて?』みたいな顔するのやめなよ」
シャロン「そんな勘違いしていませんわ」
いちがや「じゃあその釈然としない顔はなんなの?」
シャロン「世間の人々がシャロンという名前を聞いてまず連想するのはわたくしだろうと思っただけですわ」
いちがや「十分勘違いしてるから!」
ふえーり「わたしはシャロン様と聞いたら真っ先にシャロン様のことを思い浮かべるのですよ!」
シャロン「やはりそうでしょう、そのはずですわ」
いちがや「それはまあ、ふえーりさんにとってはそうでしょうけど・・・っていうか、余計なこと言わないでくださいよ(小声)」
ふえーり「ごめんなさいなのです~」
シャロン「テントに書かれた字体だって見覚えがある字体ですわ。あれはわたくしのことに違いありませんわ」
ふえーり「テント?」
シャロン「お店の入口の庇のことですわ」
いちがや「・・・たしかにそっくりだけど、偶然でしょ。シャロン、お店の人に『自分の名前をどうして勝手に使ってるの?』みたいなこと言ったらだめだからね!」
シャロン「わかりましたわ。もしかしたらチカッチか曜ちゃんのファンかもしれませんし*1ユダヤ教キリスト教を信仰している方かもしれませんものね*2
いちがや「・・・よくわからないけど、とりあえず気をつけてよ」
シャロン「ええ。静かにしていますわ」

***

ふえーり「いい感じのおじ様店主でしたね~」
シャロン「わたくし、静かにできましたわ! ね?」
いちがや「そうだね。なに食べたいか聞いたときも黙ってたのは困ったけど」
ふえーり「わたしがすべて決めてしまってよかったのでしょうか・・・」
シャロン「わたくしはなんでもいいですわ。ケーキは甘ければそれで」
ふえーり「シャロン様、ケーキ屋さんに失礼なのですよ・・・」
いちがや「私がこの前作ったチーズケーキもそういう感覚で食べてたんだ」
シャロン「・・・い、今のはナシですわ! でも、どれもおいしそうでしたから、なんでもよかったのですわ」
いちがや「へええ、それならよかった」
シャロン「ね・・・ねえ、あそこにドラゴンって書いてありますわね!」

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いちがや「パーラードラゴン、パチンコ屋さんの看板だね」
ふえーり「向かいの床屋さんはマジシャンなのです」

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シャロンシャロン、ドラゴン、マジシャン。ここはアカデミーなのかしら?」
いちがや「マジックアカデミーは天王台にあったんだ」
ふえーり「ちょうど駅まで戻ってきたのです~」
シャロン「ううん、天王台、天王台・・・天青賢者の賢王が・・・、台バン?」
いちがや「最低だ」
ふえーり「賢王で台バンはちょっと~」

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*1:CYaRon!(シャロン)=高海千歌渡辺曜黒澤ルビィのユニット

*2:イスラエルの地名としての「シャロン」は旧約聖書に理想郷として登場する

54.5食目「そごう大宮店 / Apr.」

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ふえーり「シャロン様、ちょっとここのデパートに寄ってもいいですか?」
シャロン「かまいませんわよ。デパ地下は好きですわ」
ふえーり「はー、よく地下に用事があるってわかりましたね~。すごいのです~」
シャロン「ふふん」
いちがや「いや、ただ単純に食べ物のあるフロアにしか興味がないだけですよ」
シャロン「ええ、まったくその通りですわ。わたくし、食べ物にしか興味ありませんわ!」
いちがや「開き直らないの!」

***

ふえーり「では、わたしはちょっと買い物してきます!」
シャロン「あら、付き合いますわよ?」
ふえーり「いえ、電車の時間もあることですし、シャロン様はお好きなようにデパ地下を堪能なさってください!」
シャロン「そう・・・ならそうしますわ。いってらっしゃいな」
ふえーり「はい~」
いちがや「秘密の買い物? なんだろうね?」

***

ふえーり「シャロン様、お待たせしました~」
いちがや「買い物終わりました?」
ふえーり「はい!」
シャロン「よくここにいるのがわかりましたわね」
ふえーり「真っ先に精肉売り場を探すのは当然なのです!」
シャロン「それでふえーりさん、これ、このお肉! このサシの入りかた! すっごいですわ!」
ふえーり「ほえー、300gで8000円・・・、おそろしい価格なのです」
いちがや「とりあえずお肉のショーケースに貼りつくのはやめようか」

***

ふえーり「さあ、上野東京ラインで帰りましょう!」
シャロン「そういえば、あなた、デパ地下でなにを買いましたの?」
ふえーり「家族へのおみやげなのです」

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シャロン「これは・・・、『うまい、うますぎる』、ですわね」
ふえーり「さすが詳しいのです~」
シャロン「食べたいですわ!」
いちがや「家族へのおみやげって言ってるでしょ!」
シャロン「それなら今日からわたくしも家族ですわ!」
いちがや「いやいやいや」
ふえーり「いいのです、みんなでひとつずつ食べましょう! はい、どうぞ」
シャロン「ごくっ、はあ、いただきますわっ」
いちがや「本当はおいしいお茶でも淹れて食べたいですけど、いただきます」
ふえーり「わたしもひとつ・・・ん、おいしいのです~」
シャロン「はむっ、んっはあ、おいしかったですわ」
いちがや「もうちょっと味わおうよ・・・もぐっ、うん、こしあんがきめ細かくておいしいですね」
ふえーり「生地もふんわりしながらもっちりしてて、おいしいのです~」
シャロン「じーっ・・・ごくっ」
ふえーり「しゃ、シャロン様がおまんじゅうの袋を見つめて・・・!?」
いちがや「シャロン、残りはおみやげなんだから、だめ!」
シャロン「・・・はっ、わたくし今、なんだかぼーっとしていましたわ」
いちがや「これを高山でも沼津でもやってるんだと思うとぞっとするんだけど」
シャロン「なにをですの?」
ふえーり「シャロン様の理性と食欲のせめぎあい、心配になるのです~」
シャロン「理性と食欲? せめぎあい?」
いちがや「まだまだ気が抜けないなあ」

54食目「小山屋(さいたま市大宮区) / Apr.」

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シャロン「なんだか退屈な道に出てしまいましたわね」
いちがや「ただただ郊外の道路って感じだね」
ふえーり「こういう郊外のどうでもいい感じの道を歩くのも楽しいのですよ!」
いちがや「どこが楽しいのかわからないんですけど」
ふえーり「かわいい女の子とすれちがうかもしれないじゃないですか~」
いちがや「・・・はぁ」
シャロン「女の子ならどこにでもいますわ。駅にも、繁華街にも」
ふえーり「そうなのですが、こういうところで見かける女の子の適当な感じがいいのですよ! ちょっとそこのコンビニまで行くときの格好の女の子とか、駅前だと見られないじゃないですか~」
シャロン「適当な格好の女の子が好きなんですの?」
いちがや「まともに考えないでいいんだよ、シャロン
ふえーり「ちょっとそこまで出かけるって感じの女の子って本当に素晴らしいのです。安物のTシャツ着て、洗濯しすぎて白っぽくなってるハーフパンツ履いて、足元は素足のままサンダルとか~」
いちがや「フェチすぎて気持ち悪いですから」
シャロン「ううん・・・?」
ふえーり「そういう格好して、いつものツインテールじゃなくてポニーテールにしてるルビィちゃんが歩いていたら、もうかわいくてしょうがないですよね?」
シャロン「確かにかわいいですわね!」
いちがや「それはルビィちゃんだからでしょ!」
ふえーり「そういうのをひっそり見るのが楽しいのです!」
シャロン「そんな楽しみかたがありましたのね」
いちがや「シャロン、こんなおっさんの変な趣味にひっぱられないでよ・・・」
ふえーり「うひひ」

***

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シャロン「焼き立てパン食べ放題! じゅるっ」
いちがや「簡単に釣られすぎ」
ふえーり「シャロン様、パンをお召し上がりになりたいのですか?」
シャロン「ごくっ、ううっ、正直もうなんでもいいですわ、おなかす」
いちがや「ん?」
シャロン「っ・・・ま、まあ、こういうお店に入るのもいいかなと、思っただけですわ」
いちがや「シャロンが食べ放題に行くとお店に混乱が生じるから嫌なんだよね・・・」
シャロン「ごくっ、食べ放題なのですから、食べ放題なのですわ!」
ふえーり「シャロン様ぁ、落ち着いてください~」
いちがや「だってお店の中にいるの、近所のお母さんたちでしょ?」
ふえーり「確かに女の人たちしかいませんね」
いちがや「そんな中にこんな猛獣と中身がおっさんのメイドを引き連れて、お店を混沌の淵に陥れてしまっていいものか・・・」
シャロン「だれが猛獣ですの!?」
いちがや「その食欲は人のものでも妖精のものでもないの!」
シャロン「ううっ・・・でも、もう、その、そろそろ限界ですわ!」
ふえーり「食欲ゲージがすごい勢いで増していくのですね・・・」
いちがや「うん、だめ。こういうお店は入っちゃだめ。ちがうお店にしよう」
シャロン「そんなっ」
ふえーり「あの~、シャロン様。駅のコンビニで買っためんたいパンなら持っているのですが、とりあえずお店を見つけるまでのつなぎとして、召し上がりますか?」
シャロン「そんなもの持っていましたの?」
ふえーり「まあこういうこともあろうかと~」
シャロン「すばらしいですわね、さすがわたくしのメイドですわ」
ふえーり「食べ物を差し上げるときだけ最大限にほめられるのです・・・」
シャロン「ばりりっ、はむむっ、ほんあおほあいあえんはよ!」
ふえーり「なにをおっしゃっているのかわからないのです~」
いちがや「口閉じて食べなよ・・・」
シャロン「んぐっ、あむっあむっ」

***

いちがや「結局飲食店を探すことになっちゃうんだ」
ふえーり「あそこ、車が路肩に何台か停まっているところ、お店じゃありませんか?」
シャロン「なんでもいいですわ、食べられるものなら・・・」

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シャロン「『手打 なす汁うどん 小山屋』・・・」
いちがや「なんか、入りにくい感じの店構えだね」
ふえーり「『なす汁』ってなんなのでしょう?」
シャロン「はやく食べたいですわ!」
いちがや「はぁ、まあここならいいかな・・・」
ふえーり「入ってみましょう!」

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おばちゃん「いらっしゃいませー」
シャロン「なす汁うどんを3人前くださいな」
おばちゃん「はーい」
いちがや「えっ」
ふえーり「早いのです」
シャロン「看板メニューを食べるに越したことはありませんわ」
いちがや「一応メニューとか、見たくない?」
ふえーり「そうなのですよ、シャロン様」
シャロン「メニューなら、テーブルの上にありますわ」
いちがや「・・・そうだね」
ふえーり「ま、まあ、でも、たしかになす汁うどんは気になるのですよ!」
いちがや「・・・そうなんですけどね」
シャロン「いけなかったかしら?」
いちがや「シャロン、落ち着いて」

***

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いちがや「田舎汁うどん、肉汁うどん、鴨汁うどん・・・」
シャロン「はぁぁ、どれもおいしそうですわ!」
いちがや「だったのにね」
シャロン「べ、別に、なす汁うどんだっておいしそうですわ!」
いちがや「焦らなければお肉の入ったうどんだって食べられたのに」
シャロン「きっと、なす汁うどんにもお肉が入っているはずですわ!」
いちがや「そうかな」
ふえーり「入っていないと思うのです・・・」

***

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おばちゃん「はい、お待たせしました~」
シャロン「ありがとう、いただきますわ!」
おばちゃん「ゆっくりしていってくださいね~」
ふえーり「ありがとうございます~」
いちがや「ありがとうございます。シャロン、ゆっくり食べなよ」
シャロン「ずるっずるっずるっずるっ、ずずずーっ、もっちもっちもっち、はむっはむっはむっ、ごくん、はああー。ええ、わかっていますわ」
いちがや「それはわかってない食べかただよ」
ふえーり「もにゅもにゅ・・・ん、おいしいのです~」
シャロン「あなた、麺をすすれませんの?」
ふえーり「すすれないのですよう」
いちがや「もぐもぐ・・・なすは油で炒めてつゆに入れてあるんだ。しょっぱめで温かいつゆが、なすとうどんの組み合わせに合ってるね」
シャロン「お肉は入っていませんわね」
ふえーり「具はナスと短冊に切った油揚げと・・・白ゴマとネギでしょうか」
いちがや「シンプルでインパクトのある味に、コシの強い手打ちうどん。すごくいいバランス・・・私にも作れるかなあ」
シャロン「ずるっずるっずるっ、もっちゃもっちゃ、ごくん。ここ、いいお店ですわね。また来たいですわ!」
いちがや「もう食べきってる・・・」

***

ふえーり「あっ、もうすぐ閉店時間なのですね」
いちがや「じゃあそろそろ」
シャロン「ええ。・・・ごちそうさまでしたわ!」
おばちゃん「はい、ありがとうございます」
シャロン「とってもおいしかったですわ。この味なら、お昼ごはんの時間はきっと混んでいるのでしょう?」
おばちゃん「あはは、まあそこそこですねえ」
シャロン「うどんの大盛りはできますの?」
おばちゃん「え? ええ、していただけますよ」
シャロン「それはよかったですわ。・・・次は大盛りですわね」
ふえーり「お会計は・・・」
おばちゃん「なす汁うどんが3人分で、2040円ですね」
ふえーり「かぱっ(がまぐちを開ける音)、ではちょうど・・・」
おばちゃん「はい、ちょうどいただきます。どうも、またいらしてください」
3人「ごちそうさまでしたー」

***

シャロン「お肉は入っていませんでしたけれど、おいしかったですわ。お肉は入っていませんでしたけれど」
いちがや「だからそれは自分のせいだから」
ふえーり「パン食べ放題、やめておいてよかったですね」
シャロン「そうですわね。パンを食べてから来ていたら、このお店が閉店時間になっていましたわ」
ふえーり「・・・、そうなのです~」
いちがや「ふえーりさん、面倒くさがらずにちゃんとつっこんでください。私だってがんばってるんですよ」
ふえーり「そうですね、次からがんばるのです・・・」
シャロン「さあ、まだまだ歩きますわよ!」
いちがや「歩くって言っても、もうすぐ駅なんじゃない?」
シャロン「そうなんですの?」
ふえーり「たしかに、さっき列車の走行音が聞こえたのです」

***

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ふえーり「わぁ~、のどかなのですよ~」
シャロン「この線路が野田線ですのね」
いちがや「噂に聞いてたとおり、ちょっと田舎感がありますね」
ふえーり「それがいいのですよ、東武アーバンパークライン
いちがや「ぜんぜん名前と一致してないんですけど」

***

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シャロン「なんだかあっという間に着いてしまいましたわね」
いちがや「まだ歩き足りない、みたいな顔してるけど、だいぶ歩いたからね」
ふえーり「だいたい4kmくらいは歩いたのでしょうか」
シャロン「でも、知らない街をおさんぽするのも、悪くありませんわね」
いちがや「まあ、たまにはいいかなあ」
ふえーり「ぜひまたやりましょう!」
シャロン「今度はもっと田舎・・・山の中とかがいいですわ!」
ふえーり「ええっ・・・それはちょっと」
いちがや「ひとりでやって」
シャロン「山も楽しいところですのに・・・」

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53食目「NACK5スタジアム大宮 / Apr.」

いちがや「そろそろ大宮駅にもどろっか?」
ふえーり「そうですね。おさんぽにはちょうどいい距離だったのです~」
シャロン「いやですわ、まだものたりないですわ。もっとおさんぽしたいですわ!」
いちがや「おさんぽって言葉にわくわくしすぎでしょ・・・」
ふえーり「そうですね・・・、さらにここからどこかに向かうとしたら、野田線の駅を目指して北に向かう感じでしょうか。それなら電車ですぐ大宮駅に戻れるのですよ!」
シャロン「どこでもいいですわ。さあ行きますわよ!」
いちがや「どこでもいいって・・・シャロンが歩きたがるならしかたないか、無理に止めても文句言うし」
シャロン「せっかくの機会ですもの、もっとおさんぽを楽しみたいですわ」
ふえーり「とりあえず神社を出るのです~」

***

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シャロン「少しおなかがすいてきましたわね」
いちがや「始まった・・・」
シャロン「そんないやそうな顔しないでほしいですわ」
いちがや「だって、ここからずーっとおなかすいたって言い続けるんでしょ? いつもそうだから」
シャロン「そんなことありませんわ。ねえ? ふえーりさん」
ふえーり「ど、どうでしょう、ははは・・・」
シャロン「・・・そんなにわたくしって普段から空腹を訴えていますの?」
いちがや「自覚も記憶もないんだ」
シャロン「う、うるさいですわね・・・」
ふえーり「シャロン様、駅に戻ればごはんは食べられると思うのですが、いかがなさいますか?」
シャロン「うーん、ごはんかおさんぽか、おさんぽかごはんか・・・悩みますわね」
いちがや「完全に犬の悩みだよね」
シャロン「両立、させたいですわ! おさんぽしながらごはん!」
ふえーり「それは結局、おなかすいたって言いながら歩くことになるのでは・・・?」
いちがや「すごく、いやなんだけど」
シャロン「おいしいお店を探しながら散歩するのも楽しいですわ! きっとそうですわ!」
ふえーり「それは確かにそうなのですが」
いちがや「おなかすいたって言わない?」
シャロン「きっ、気をつけますわ!」
いちがや「じゃあ、いいけど」
ふえーり「でもこの先、お店ってあるんでしょうか・・・?」

***

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シャロン「いちばん上、『コーヒー&パブ アロエ』って・・・」
いちがや「また妙な看板を見つけちゃって」
ふえーり「アロエちゃんがやってるコーヒー屋さん?」
いちがや「あの子とコーヒーはあんまり似合わない気がしますね」
シャロン「ぶるっ・・・怖いですわ」
ふえーり「あと、『一皿100円寿し かっぱ寿司』もきっと偽物なのです」
いちがや「偽物かどうかは知らないですけど、あの『かっぱ寿司』ではないですね」
シャロン「あ、おすし、食べたいですわ!」
いちがや「『あ』って・・・なんなの?」
シャロン「そのままの意味ですわ。今ふと、おすし食べたいなって」
いちがや「はいはい、歩く歩く」
シャロン「おすし!」
いちがや「少なくともここでは食べないから!」

***

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シャロン「わーっ、NACK5ですわ!?」
ふえーり「いきなり現れたのです、NACK5スタジアム
いちがや「氷川神社からこんなすぐ近くにあるんですね。・・・こんなに近いなら赤いお守り売ったらだめなんじゃ・・・」
ふえーり「なんだか、警備員さんがたくさんいるのです」
いちがや「今日って平日ですよね。試合あるのかな?」
シャロン「聞いてきますわ」
ふえーり「え? シャロン様?」

***

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シャロン「少し聞いてもよろしいかしら?」
警備員「はーい、どうしましたか」
シャロン「今日は試合がありますの?」
警備員「高校野球ならそこが入場ゲートですよ」
シャロン「サッカーはありませんの?」
警備員「? サッカーなら夜ありますけど・・・えっと?」
シャロン「わたくし、高校生ではありませんわ」
警備員「あっそうでしたか、それはすいません。サッカーはルヴァンカップの試合があります。FC東京と柏の試合*1です」
シャロンFC東京と柏の試合をここでやりますの?」
警備員「はい。FC東京のホームスタジアムが使えないそうなので*2、ここが代わりの会場になっています」
シャロン「へえ、そうですのね。どうもありがとう」
警備員「ど、どういたしまして」

***

シャロン「わたくしって高校生に見えるのかしら」
ふえーり「金髪碧眼の女子高生・・・ごくり・・・」
いちがや「白が基調のふわっとしたワンピース着て、メイドを伴って野球を観に来る女子高生はそうそういないと思うけど」
ふえーり「2次元設定すぎるのです~」
シャロン「でもあの警備員のお兄さん、最初は完全にわたくしのことを子ども扱いしていましたわ」
いちがや「それは間違ってないと思うけどね。私たちの見た目が変なだけで」
ふえーり「中学生ですから~」
シャロン「もう少し大人の見た目になりたいものですわね。そうしたら吉野家でビールを注文するのももっと簡単ですのに」
いちがや「え? そんなことしてるの?」
シャロン「はっ・・・い、いえ、たっ、例えばのはなしですわ?」
いちがや「はぁ、こういう微妙な浪費エピソード、いつになったら出なくなるんだろ・・・」
ふえーり「シャロン様はけっこうぜいたくしてるのです。それもおっさんっぽいぜいたくのしかたを」
シャロン「してないですわ! 年に何度か、牛丼といっしょにビールを注文することもある、というだけですわ!」
いちがや「わりと何回もしてるじゃない! ・・・まったくもう」
シャロン「それって、こんなに怒られることなのかしら?」
いちがや「シャロンは家計を知らないからそういうことが言えるんだよ」
シャロン「でもお金を稼いでいるのはわたくしですわ」
いちがや「それは、そうなんだけど・・・」
シャロン「それなら、今度からビールはふえーりさんの家で飲みますわ」
いちがや「この人の部屋にひとりで行くのはだめ」
ふえーり「そうなのですよ、や、やめてください! 破産します! この前だって大事にとっておいたビールを・・・」
シャロン「あなた、たいして飲めないのにあんなに買って・・・。わたくしが代わりに飲んでさしあげたのですから、感謝してほしいくらいですわ」
ふえーり「すごい言い分なのです・・・!」
いちがや「余罪がばんばん出てくる・・・!」

*1:FC東京2-0柏レイソル

*2:味の素スタジアムではラグビーW杯やオリンピックに向けての改修工事を行っているため、FC東京の平日の主催ゲームは他会場で行われる

52食目「武蔵一宮 氷川神社 / Apr.」

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いちがや「せっかくだし、神社にお参りしていこうか」
シャロン「そうですわね」
ふえーり「ふえっ、くちゅん・・・」
シャロン「大丈夫?」
ふえーり「ええ、大丈夫なのです、ありがとうございます」
いちがや「まだ花粉症なんですか?」
ふえーり「いえ、ちょっと今ほこりっぽかったので・・・」
シャロン「たしかに、参道を掃いていましたものね」
いちがや「徹底的に掃いててすごいよね」
シャロン「きれいにしてありますわね」
ふえーり「ふええ、くちゅん・・・はあ、くしゃみまで美少女・・・」

***

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ふえーり「あ、カラス」
シャロン「ハシブトカラスですわね」
いちがや「そこは『じゅるっ』ってならないんだ」
シャロン「・・・あのね、いくらわたくしでも、なんでも食べるわけではありませんわ」
ふえーり「でも、カラスもジビエ料理の食材になると聞くのです」
シャロン「カラスは筋肉質すぎて、お肉が硬くておいしくありませんのよ」
いちがや「そういう理由なんだ」
シャロン「それに頭がいいですから、なかなか捕まえられないですわ」
ふえーり「一生懸命食べようとチャレンジした経験からの発言のような・・・?」
シャロン「カラスは、捕まえるのも大変で、捕まえてみても大しておいしくない、一言で言うと割に合わない鳥ですわね」
いちがや「そうなんだ、すごくよくわかった」
ふえーり「わかりました~」

***

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いちがや「境内に入ってきたね」
ふえーり「参道が左にカーブしてるのです~」
シャロン「なにか理由がありそうなカーブですわね」
いちがや「まっすぐ行ったらなにがあるんだろう」
シャロン「見に行きたいですわ!」
いちがや「いいけど、あんまり奥に行っちゃだめだよ」
シャロン「ええ、すぐに戻ってきますわ」
いちがや「うん」
ふえーり「いってらっしゃいませ~」
(走っていくシャロン
いちがや「・・・シャロンってなんにでも興味があって、落ち着かないですよね」
ふえーり「そこが素敵なのですよ~。お嬢様なのに好奇心旺盛、かわいいのです!」
いちがや「でも、ハトとかカラス食べるお嬢様キャラって・・・規格外すぎません?」
ふえーり「しかも自分で狩ってますからね~」
いちがや「はあ・・・あ、戻ってきた」
(走って戻ってくるシャロン
シャロン「池でしたわ!」
いちがや「そっか、池なんだ」
ふえーり「池でしたか~」

***

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いちがや「(お仕事がもっと楽になってお金たくさんもらえますように・・・)」
ふえーり「(今年中にデジカメを新調できますように・・・)」
いちがや「シャロンもちゃんと参拝・・・ん? あれ? シャロン?」
ふえーり「シャロン様、どこに行ったんでしょう」

***

シャロン「ふふん、わたくしはここまで近づけますわ!」
女の子「わっ、濡れてる、濡れてるー! あはは」
男の子「お姉ちゃんの足濡れてる!」
シャロン「こんなの濡れてるうちに入りませんわ!」
女の子「あはは、濡れてるって、あはは」
男の子「びしょびしょだけど」
シャロン「濡れていませんわ、ほら、ぜんぜん」
女の子「えー、濡れてるよー」
男の子「びたびたになってるよ」
シャロン「ほら、スニーカーを脱いでも濡れていませんわ」
女の子「くつから水出てる、あはは、あはは」
男の子「お姉ちゃん、濡れてるのわかんないの?」

***

いちがや「なにをやってるんですかね、あの犬は」
ふえーり「境内にある小さなスプリンクラーにどれだけ近づけるか選手権に地元の子たちと参加しているのです・・・」
いちがや「もう、洗濯するのは私なんですよ。シャローン、ちょっと、こっち来てー!」
シャロン「はっ、そうでしたわ、参拝しに来たのですわ。では、みんな、元気でね」
女の子「あはははは、くつ、かぽかぽ言ってる!」
男の子「お姉ちゃん、ちゃんと濡れたとこ拭いたほうがいいよ」

***

いちがや「もう、足元びちゃびちゃじゃない! ワンピースの裾にも水かかってるし!」
シャロン「こんなの、歩いていればすぐ乾きますわ」
いちがや「そういう問題じゃなくてね・・・」
シャロン「わたくしも参拝しますわ。お賽銭いただけるかしら」
ふえーり「はい(がまぐちを開けて)、どうぞシャロン様」
シャロン「ありがとう。(ちゃりん、ぱんぱん)新しい時代もわたくしたち妖精と人々がこれまでどおり平和に過ごしていけますようにお祈りいたしますわ」
いちがや「口に出すんだ」
ふえーり「シャロン様、さすがなのです~」
シャロン「あなたがたはなにをお祈りしましたの?」
いちがや「お金が・・・」
ふえーり「デジカメを・・・」
シャロン「・・・、はあ、あなた方ねえ、もう少し成長しなさいな」
いちがや「お金は大事だから!」
ふえーり「デジカメだって大事なのですよ!」
シャロン「素直なのはすばらしいことですけれど・・・」

***

ふえーり「お守り、見ていきましょう!」
いちがや「神田明神のお守り持ってるじゃないですか」
ふえーり「美少女キャラのお守りとかあるかもしれないのです! チェックするのです!」
いちがや「どこまでも欲望に満ちてますね・・・」
ふえーり「いちがやさんにそれを言う権利が・・・いひゃいいひゃい」
シャロン「もう、お守りの授与所の前で騒いではいけませんわ。それよりこれ」

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ふえーり「勝守の見本ですね」
シャロン「色が、ね」
いちがや「どっちのサポーターになるか迫ってきてる」
ふえーり「ふええ、怖いのです・・・」

***

***

せんだがや「今回も始まりました、『シャロンちゃんのグルメクイズ』のコーナー! まずは前回の答え合わせかな?」
シャロン「答え合わせは結構ですわ。みなさんご自身でお調べになっては」
せんだがや「えっ」
シャロン「答えなんて調べれば出てきますわ」
せんだがや「・・・なんか、シャロンちゃんめんどくさがってない?」
シャロン「そんなことありませんわ」
せんだがや「どうして目を合わせないで言うの!?」
シャロン「さて、今回も司会のあなたにちなんで、千駄ケ谷のクイズを出しますわ!」
せんだがや「スルー! シャロンちゃんまさかのスルーだよぉ」

 

スロットクイズ

 

プロ棋士藤井聡太が出前を取った「豚キムチうどん」が人気だった、
2019年3月まで東京・千駄ヶ谷で営業していたそば店の名前は○○○庵?

 

みやや
はごく
けろん
しぶね

 
せんだがや「そうそう、あそこ閉店しちゃったんだよね」
シャロン「わたくしとしたことが、食べ損ねてしまいましたわ」
せんだがや「それじゃっ、答えはまた次回!」
シャロン「調べておきなさい」
せんだがや「社会の先生じゃないんだから~!」

51食目「氷川参道 / Apr.」

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シャロン「あそこのお店、入ってみたいですわ」
いちがや「ええっ・・・入るの? あのお店に?」
ふえーり「お店の名前は・・・石原スポーツ? それともスポーツ石原?なんでしょうか」
シャロン「だめかしら?」
いちがや「雰囲気的に入りたくないんだけど・・・」
ふえーり「なんだか1階は宅急便の人が出入りしていて忙しそうに見えるのです」
シャロン「野球用品を売っているところ、ぜひ見てみたいですわ」
いちがや「いや、ああいうお店じゃなくても野球用品は見られるところはあるって」
ふえーり「確かにこの3人で入ると場違いな感じになってしまうかもしれません」
シャロン「はあ、ふたりとも臆病ですわね・・・気が進まないなら結構ですわ」
ふえーり「シャロン様、そのうちスポーツデポとか、スポーツオーソリティとか行きましょう」
シャロン「本当? いいですわね!」
ふえーり「はい、ぜひ行きましょう!」

***

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いちがや「なんか雰囲気のちがう道に出ましたね」
シャロン「『氷川参道 平成ひろば』って書いてありますわ」
ふえーり「そうそう、そろそろ平成も終わりなのですよ・・・」
いちがや「元号なんて別になんでもいいよって感じなのかなと思ったら、意外と話題になってますよね」
シャロン「その国独自の暦が千年以上にわたって続いている、というのは素敵なことですもの。みなさんその歴史を重んじているのですわ」
いちがや「みんなそんなこと考えてるかなあ・・・?」
ふえーり「わたしは、令和女子大学という大学を早くつくってほしいと思うのです!」
いちがや「いきなりなんのはなしですか?」
ふえーり「言葉の響きがすごくお嬢様学校な感じで、ちょっとエッチでいいですよね!」
いちがや「はあ・・・」
シャロン「・・・なにか返事をしたほうがいいのかしら?」
ふえーり「いいえ・・・いいのです。おふたりがそのあきれた顔でわたしを見てくださるだけでうれしいのです」
いちがや「うわっ」

***

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シャロン「向こうに進むと氷川神社で、手前側に進むとさいたま新都心ですのね。その昔、さいたま新都心駅の東側は刑場だったと聞いたことがありますわ」
ふえーり「すごくローカルなことをご存じなのですね・・・さすがシャロン様なのです!」
いちがや「再開発してるところって『実はこの場所はかつて・・・』みたいな、そういう変なエピソードがあるところ、けっこう多いよね。池袋のサンシャインシティとか有名だけど」
シャロン「妖精の中にも、赴任先の土地にどんなエピソードがあるのか、気にする方は多いですから、自然といろんな情報を耳にしますわ」
いちがや「そうだね。せんだがやさんとかは気にしてなさそうだけど」
ふえーり「千駄ケ谷ってたしか・・・、連れ込」
いちがや「言わなくていいですから」

***

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ふえーり「でんでんでんでん でんせつの♪」
シャロン「じゅるっ・・・」
いちがや「ちょっと待って、このタイミングで『じゅるっ』はないでしょ」
シャロン「・・・はっ、そ、そうですわね、はぁ、あはは、はぁ、すうう、はぁ・・・ごくり」
いちがや「どうして息が荒くなっちゃうのかなあ」
ふえーり「シャロン様って、いぬ時代はなにを召し上がっていらしたのですか?」
シャロン「ふふっ・・・、それはもういろいろ食べましたわ・・・」
いちがや「怖いから」
ふえーり「ふぇぇ」
シャロン「ふふ。・・・ところで、このハトたち、つがいですわね」
いちがや「本当だ。ふえーりさん、ここのハトみんなリア充ですよ」
ふえーり「そんな安い挑発には乗らないのですよ! ははは、現実の女の子とにゃんにゃんするのがそんなに楽しいかっ! ・・・楽しいに決まってるのですよ、そらそうなのですよ・・・」
シャロン「普通にダメージくらいますのね」
いちがや「もうなにもかもが残念だね」
ふえーり「くっ、こんな害鳥ごときがえらそうに! えいっ! えいっ!」
いちがや「ちょっ、だめですよ、ハトを蹴散らしたら!」
シャロン「今、オスがあなたのことを威嚇していましたわ」
ふえーり「ううっ、ハトにすら下に見られるなんて・・・ふえええんっ>_<」
いちがや「声出して泣かないでください! 人が見てますから!」
シャロン「この様子から考えると、先にメスを襲うことができれば、オスがメスを取り返そうとその場に留まるかもしれませんわね。つまり1回の狩りで2羽得られることになって・・・これは使えそうですわ!」
いちがや「もう、シャロンは今さら狩りなんてしないでしょ?」
シャロン「・・・。・・・、そうですわね、しませんわね」
いちがや「シャロン?」
ふえーり「間が怖いのです・・・」

***

***

せんだがや「始まりました、本編とは全く関係ない新コーナー! その名も『シャロンちゃんのグルメクイズ』のコーナーでーす! いえーい!」
シャロン「わたくしのごはん研究の成果を、訪問してくださった方に還元するという公共の福祉を念頭に置いた新たな取り組みですわ」
せんだがや「へーそうなんだ? ・・・すごいね! じゃあさっそくクイズ出そう! 記念すべき1問目はどんな問題かな?」
シャロン「せっかくあなたが司会なのですから、1問目は野球の問題にしましたわ」
せんだがや「え? グルメクイズじゃないの・・・?」

 

線結びクイズ

 

次の野球場と、2019年にそこで販売されるプロ野球選手がプロデュースした商品を正しく選びなさい

 

A. 明治神宮野球場
B. メットライフドーム
C. ZOZOマリンスタジアム
D. 阪神甲子園球場

 

1. SHOGO MEN!!!
2. デミグラスチーズ勝男丼
3. 超人チャーハン弁当
4. ボルジンジャーハイボール

 
せんだがや「なるほど、たしかに野球とグルメだね~」
シャロン「問題の難易度は検定クイズの星4つくらいを想定していますわ」
せんだがや「答えは次回のこのコーナーで! ちゃおちゃお~!」
シャロン「しかしあなた、テンション高いですわね」
せんだがや「最近出番なかったからね!」
シャロン「・・・・・・」
せんだがや「なんか言ってよ~!」
シャロン「この前、ふえーりさんが『せんだがやさんのキャラがそもそも苦手』って言っていましたわ」
せんだがや「絶望しかないじゃん!」