SMALL CLALON HOURS

てんねんきねんぶつシャロンのぼうけんのしょです

8食目「江ノ島シーキャンドル / Nov.」

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いちがや「うわっ、こっちすごい風強い」

せんだがや「高さが変わるとこんなに違うんだね」

シャロン「あなた、キャップが飛ばされてしまいますわよ」

せんだがや「えへへ、ありがとうシャロンちゃん。脱いでおくね」

いちがや「ちょっと肌寒いね。私もせんだがやさんみたいに、なんか羽織るもの持ってくればよかったかなあ」

せんだがや「スタジャンいいでしょー」

いちがや「似合ってるね」

せんだがや「ふふっ、ありがと。あっち、太陽の光が差し込んでてきれいだね」

シャロン「天使のはしごなんて呼んだりしますわね」

いちがや「この展望台、こんな風強くて肌寒いのに、けっこうお客さんいるよね」

シャロン「ほとんど女性ですわね」

せんだがや「しかもわりとみんなひとりだし・・・、いろいろ考えごとしてるのかな」

いちがや「山の中腹に神社があるから、その流れで来てるのかも。悩みごととか抱えてる人もいるんだろうね」

シャロン「あなたって、なにか悩みごととか、ありますの?」

いちがや「なにその『ないだろうけど一応聞いておこうか』みたいな感じ」

せんだがや「考えすぎだよ」

シャロン「ふふん、よくわかりましたわね。わたくし、確かにあなたに悩みごとなんてないと思っていますわ。・・・えっと、もしかしてありますの?」

いちがや「いや、別にないけどさ。シャロンだってないでしょ?」

シャロン「ええ、わたくしには悩みごとなんて一切ありませんわ。いたって健全よ」

せんだがや「確かにシャロンちゃんのスペックなら、悩みごととかなくなりそう」

いちがや「うーん、そういうのって性格だから、いくら優秀でも、見た目がよくても、ある人はあるし、ない人はないんじゃない?」

シャロン「せんだがやさんはなにか悩みごと、ありますの? わたくしが力になれるものなら手を貸しますわ」

せんだがや「うーん、わたしはね・・・もう少し、身体が成長すればいいなって・・・」

シャロン「・・・(じーっ)」

いちがや「・・・(じーっ)」

せんだがや「ふたりともどこ見て・・・、ちがっ、ここじゃなくて! 身長! 身長のはなし!」

いちがや「なーんだ身長のことかー、あはは、ははは(真顔)」

シャロン「どちらにしろ、わたくしがお手伝いできる領域ではありませんわね。できるのであればとっくに自分自身を・・・(小声)」

せんだがや「ふたりとも悩んでるじゃん!」

シャロン「悩んでなんかいませんわ! 狭いすき間も通れますし」

いちがや「ほら、かわいい下着も買いやすいし、ね?」

せんだがや「よしわかった、それならわたしが、素直になれないふたりの代わりに相模湾に願いを叫ぶよ!」

いちがや「え? わたしたちの代わりに?」

シャロン相模湾に願いを・・・って、相模湾にはご利益がありますの?」

せんだがや「ふっくらしてるからね!」

シャロン「ふっくら?」

せんだがや「よーし、いくよ! すぅ・・・おっぱいおっきくなりたああああい!」

シャロン「なっ・・・」

いちがや「ちょっ・・・恥ずかし・・・」

せんだがや「これできっとワンサイズ大きくなるよ!」

シャロン「湾だけに?」

せんだがや「おおっ、うまいね。さすが元わんちゃん」

シャロン「はー、つながりますわね」

いちがや「ふたりともよくそうやって平然としていられるね・・・恥ずかしい、早くこの場を去りたい・・・」