SMALL CLALON HOURS

小さなくらろんな好日

42食目「JR上越線・高崎駅→水上駅 / Dec.」

前回

clalon.hatenablog.jp

 

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うえの「あら? 外、ちょっと雪が降ってきてるわね」

シャロン「さっきまで晴れていましたのに・・・このあたりが日本海側と太平洋側の気候の境目なのかもしれませんわね」

ふえーり「いよいよって感じなのです~」

いちがや「寒いところ行くの、嫌だなあ」

シャロン「この駅は・・・沼田駅?」

ふえーり「そうなのです~、あとちょっとで水上なのです」

うえの「電車から雪景色を見られるなんて、素敵ね」

いちがや「最近雪降ってるところ行く回多すぎません!?」

ふえーり「えっそうでしょうか・・・? あの、『回』ってなんのことでしょう?」

いちがや「登場人物のメタ発言を認めないスタイル・・・!」

 

***

 

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うえの「一駅乗っただけなのに、ずいぶんな差ね」

シャロン「すごい降っていますわ! 新潟が近づいているのを感じますわね」

いちがや「あの山のほうとか、真っ白になってるんだけど」

ふえーり「雪っていいですよね~、きれいで静かで非日常で~」

シャロン「雪も毎日降っていると感動はありませんけれどね」

いちがや「でもシャロンは雪が降ると楽しそうじゃない」

シャロン「ええ。いぬの姿になって雪の中を走り回るのは何物にも代えがたい、楽しい遊びなのですわ!」

いちがや「・・・高山でそんなことやってるの?」

ふえーり「すごく無邪気な感じなのです」

うえの「わたしもやってみたいなあ。でも動物に変化するのって難しいって聞くよね」

シャロン「短時間ならそうでもありませんわ」

うえの「そうなのね。一度高山にも行ってみたいわ。すてきなところなんでしょうね」

シャロン「いつでも歓迎いたしますわ」

ふえーり「わたしも行きたいのです~。もう何年行ってないんでしょうか・・・」

いちがや「だいぶ昔ですよね」

シャロン「あのころに比べればホテルも飲食店も増えましたし、一段と観光しやすい街になっているはずですわ」

ふえーり「すばらしいのです。またハンバーガーを食べに行きたいのです~」

シャロン「あのお店は今や超人気店ですから、予約しなくてはいけませんわね」

ふえーり「よ、予約!? あのときはわたしたちしかお客さんいなかったのですが」

いちがや「インバウンドって怖いですよね」

うえの「ああ、そういうこと・・・」

ふえーり「ふぇぇ・・・あっ、そろそろ水上なので、降りる準備しましょう」

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***

 

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いちがや「いつもは『水上ダッシュ』とか言ってはりきってるのに、今日はゆっくり写真撮影ですか」

ふえーり「ふふん、今日はそこらの青春18きっぷユーザーたちと同じような動きはしないのですよ!」

うえの「向こうにいる電車、顔に雪がついちゃってるわ」

シャロン「あれはきっと新潟のほうからこちらにやってきて、折り返していく列車ですわね」

うえの「やっぱり向こうも雪がすごいのね」

いちがや「登山客っぽい格好の人たちがちらほら見える気がするんだけど、雪山登山する人ってこんなにいるの?」

シャロン「登山ではなくても、トレッキングとか、クロスカントリーとか、そういう方々もいるのではなくて?」

いちがや「違いがよくわからないけど・・・あ、いいよ別に説明しなくて」

シャロン「べ、別に、求められてもいないのにいちいち説明なんてしませんわ」

うえの「ふふっ、シャロンちゃんって、いちがやちゃんにいろいろ教えてあげたくってたまらないのね」

シャロン「!? そういうわけではありませんわ。もう、変なことを言わないでほしいですわね」

うえの「でも、そういう顔してたもの。ふふふ~」

シャロン「わたくし、変な顔をしていたのかしら? わかりませんわ・・・?」

いちがや「シャロンは知識をひけらかしちゃうのやめればかわいいのにね」

シャロン「あなたたち、なにか誤解していますわね。まったくもう」

ふえーり「ふへへ」

いちがや「ふえーりさん、突然きもちわるい笑いかたしないでください」

ふえーり「いえ、その、女の子同士がいちゃいちゃしてるのって、いいなって・・・」

いちがや「あー、はいはい・・・」