SMALL CLALON HOURS

三つ編みといぬとメイド

68食目「靖國神社に初詣に行った帰り道 / 2020年1月13日」

f:id:clalon:20200416070714p:plainふえーり「(英霊のみなさん、今年も一年よろしくお願いいたします〜)」

シャロン「(今年も世界が平和でありますように。でないと食べられませんわ)」

いちがや「(仕事がもっと楽になってお給料が上がりますように)」

 

***

 

ふえーり「ここにも振袖姿の女の子たちがちらほらと・・・」

いちがや「成人式の帰りに靖國神社に寄るんだ」

シャロン「ただの神社でしょう?」

いちがや「まあ・・・、そうだけど」

ふえーり「はぁ、あんなにしっかりメイクしてかわいいってことは、素顔はすごくかわいいのでしょうね〜」

いちがや「そういうことしか考えてないんですか?」

ふえーり「でもほら、あそこの赤い着物の、あの子すごくかわいいのですよ〜」

いちがや「うーん、そうですか? そうでもないような」

シャロン「お化粧を落としたらただの薄味な顔ですわよ」

いちがや「うん、うん」

ふえーり「薄味の子かわいいじゃありませんか〜」

シャロン「なら、あなたの好きな顔って例えばだれですの?」

ふえーり「そうですね〜、シカさんとかfhánaのボーカルの人とか〜」

いちがや「濃いですよね・・・」

シャロン「濃いっていうよりも、変な顔の子が好きなんですのね?」

いちがや「変じゃないから」

ふえーり「変じゃないのですよ〜シャロン様〜」

いちがや「ふたりともきれいな人ではあるからね?」

ふえーり「そうですよ〜」

シャロン「顔の輪郭があれなのが好きなのかしらね」

いちがや「あれとか言わないの!」

 

***

 

f:id:clalon:20200416070809p:plainふえーり「去年はたくさん電車に乗って、いろんなところに行きましたね〜」

シャロン「そうですわね」

いちがや「出かけすぎだと思うんですけど」

シャロン「いいじゃありませんの。どこもだいたい楽しかったのですし」

ふえーり「ふたりの思い出に残っている場所はどこですか?」

シャロン「わたくしは、ハイキングをした回がよかったですわ」

ふえーり「えっと・・・、石垣山城とかですか?」

シャロン「ええ、気軽に行ける小さな山はいいですわね」

いちがや「シャロンはいつの間にそんなに山好きになったんだか・・・」

シャロン谷川岳もよかったですわ。またカレーライスを食べに行きたいですわ」

ふえーり「結局食べ物なのですね・・・」

いちがや「私も大室山は楽しかったな。不思議な景色だったし」

ふえーり「行ったときの気候もちょうどよかったですよね〜」

シャロン「いい風が吹いていましたわね」

ふえーり「今年はどこか行きたいところありますか?」

いちがや「・・・どこまでが範囲ですか?」

シャロン「わたくし、本場のTボーンステーキを食べてみたいのですけれど」

ふえーり「ふぇぇ、日本国内でお願いします〜!」

いちがや「私は景色のいいところに行ってみたいですね」

ふえーり「わぁ、具体的には言ってくれないのですね!」

シャロン「わたくしはおいしいものが食べられればそれでいいですわ」

ふえーり「やっぱり具体的には言ってくださらないのですね!」

シャロン「それなら・・・『さわやか』のハンバーグ、食べてみたいですわ」

ふえーり「シャロン様、遠慮してません? 静岡でいいのですか?」

シャロン「では、『がもううどん』に行ってみたいですわ」

ふえーり「静岡が一気に香川に・・・うぅ」

シャロン「・・・どこを言ったらちょうどいいんですの?」

いちがや「私、一面の雪景色を観に行ってみたいです」

ふえーり「いいですね〜。遠そうですけど・・・」

いちがや「真っ白な世界の中に佇んでみたいんですよね」

シャロン「・・・疲れてますの?」

ふえーり「ひとりになりたいのですか?」

いちがや「そういうわけじゃないですけど、たまにはぜんぜんちがう景色が見たくて」

ふえーり「・・・わかりました、行きましょう香川! 観に行きましょう雪景色!」

いちがや「無理しないでいいですって」

シャロン「そうですわ。3日間毎食うどんを食べるなんて、あなたにはできっこないですわよ?」

ふえーり「あ、そういうスケジュールなのですね?」

いちがや「むしろシャロンが真っ先に音を上げそうなんだけど」

 

***

 

おしゃべりしている間に市ケ谷駅に到着。

 

シャロン「地下鉄で帰りませんの?」

ふえーり「わたしはこれから中央線で御茶ノ水に行くのです」

いちがや「神田明神ですか」

シャロン「わたくしも行きたいですわ!」

ふえーり「ぜひ〜。しかもわたし、これが今年のJRの乗り初めなのですよ!」

いちがや「どうでもいいですね」

シャロン「どうでもいいですわ」

ふえーり「・・・乗り初め記念に立ち食いそばでも食べようかと思ったのですが」

シャロン「うっ、そういうのは、大事にしないといけませんわね!」

いちがや「シャロン・・・」

ふえーり「でもさっきどうでもいいって・・・」

シャロン「このわたくしがお祝い申し上げますわ! 乗り初めおめでとう」

ふえーり「ありがとうございます・・・? おめでとう、なのでしょうか?」

シャロン「さあさあ、早く食べましょう? お蕎麦がのびてしまいますわよ」

いちがや「強引だ」

ふえーり「まだお店に入ってもいないのですよ〜」

 

初詣、もうちょっとだけ続きます。